2005年4月29日(金・祝) 15:00 東京文化会館
山手線、京浜東北線が止まっていたとのことで、10分遅れで開演。
「真夏の夜の夢」(東京バレエ団初演)
振付:フレデリック・アシュトン
演出:アンソニー・ダウエル、クリストファー・カー
音楽:フェリックス・B.メンデルスゾーン
編曲:ジョン・ランチベリー
美術:デヴィッド・ウォーカー
初演:1964年4月2日
タイターニア:斎藤友佳里
オベロン:木村和夫
パック:古川和則
ボトム:平野玲
ハーミア:小出領子
ライサンダー:後藤晴雄
ヘレナ:井脇幸江
デミトリアス:高岸直樹
昨日ABTの映像(録画)を流し見して、簡単に予習はしておいたのですが、誰がどの役なのか非常に分かりやすい作品だったので、予習は不要でした。映像で見てたとき、この音楽どこかで聞いたことある~と思ったら、2月に新国立研修生の終了公演で夏の夜の夢があったのでした。あと、ボトムのテーマみたいな曲もどこかで聞いたことあるんだけど、ずっと思い出せなかったのが、帰宅後に気がづいた。それはたまーに行くスポクラのバレエで、バーレッスンに使われている曲だった。いろいろ編曲されてるみたいだから、微妙に違うけど、多分そう。
さて本題。初日にしては随分完成度が高い公演だと思いました。ダウエルの指導の賜物なんでしょうか。驚いたのが、斎藤友佳里さんの踊りが時々吉田都さんのように見えたこと。これがロイヤル節ってやつ?踊りだけじゃなくて、顔や頭の感じまで似て見える瞬間もあって、不思議でした。あと、序盤のコーラス付きの音楽で斎藤さんがソロで踊るところの振付が、ABTの映像でフェリが踊っているものとは随分違うような気がしたんだけど・・・(簡略化されているような感じ)と思ったら、帰りの電車の中で、会場で配られたNBSニュースに載っていたダウエルのインタビューを読んでいたら、ダンサーによって振りを変えることもある、というようなことが書かれていて、納得。
ボトムが、ロバになってるときトウシューズを履いているように見えたんだけど、実際はどうなんだろう?リボンとかはついていないんだけど、足先のシルエットはまさにポワントで立っているように見えたのです。あとでABTの映像で確認してみよう。
オベロンが多少物足りなかったけど、4人のドタバタのところもユーモアたっぷりで面白かった。舞台装置は借り物みたいだけど、ぜひどんどん再演してもらいたいと思いました。
余談ですが、今日は出ていなかった(と思うが自信なし。配役表には名前なし)大島由賀子さんが某女性サイトに紹介されてました。アンチエイジングにバレエが役立つ、みたいな記事。そういう目的でバレエのレッスンを始めても、あまり長続きしないような気もするが・・・
「マルグリットとアルマン」
振付:フレデリックアシュトン
音楽:フランツ・リスト
オーケストラ用編曲:ダドリー・シンプソン
美術:セシル・ビートン
照明:ジョン・B.リード
初演:1963年3月12日
マルグリット:シルヴィ・ギエム
アルマン:ニコラ・ル・リシュ
アルマンの父:アントニー・ダウエル
公爵:ルーク・ヘイドン
ギエムもダウエルも名演で、普通に感動しました。ギエムは当然ながら、マリファント作品のときとは別人で、知的な女優ダンサーぶりが板についてます。ダウエルは本当に難しい役柄だと思うのですが、ほとんど踊りはなく目線や仕草、歩き方だけで十分に伝わってくるのが素晴らしい。ニコラ・ル・リシュは、テクニカルな面では特別すごい、ということはないけれど、ふとした仕草に小技が効いていて、見せ方がうまいなーと思いました。マルグリットの死の瞬間の、静かに哀しむ佇まいが感動的でした。
パンフレットを見ていたら、基本的にほとんどの役はギエムが連れてきたメンバーが踊るのだけど、田園の出来事のヴェラ(上のほうに役名があるから、結構いい役?)を小出領子さんが踊るらしい。ギエムのお眼鏡に適ったってことなんでしょうか。
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指揮:アレクサンダー・イングラム
ピアノ:フィリップ・ギャモン(マルグリットとアルマン)
オーケストラ:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
合唱:TOKYO FM少年合唱団(真夏の夜の夢)
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