11/3文化の日の踊り

久々にこちらのblogを更新。
11/3は自治体のイベントで踊りました。

発表会だと自分(家族)の録画禁止ですが、このイベントのときは解禁です。そのためパパに撮ってもらって早速見た感想。

<自分の踊り>
・ドゥミスゴンドの腕が低い!おちてる感じ。こういうのって昔はよく練習中に先生が注意してくれたものだが、今回は発表会練習と期間がかぶり、細かい注意があまりされずに通すだけ、ということがよくあったから仕方ない。それにしても、あの腕の位置はひどかった。サマにならん。

・音に遅れている。音に遅れがちなのは私のクセなので、気をつけてるつもりではあったけど、後述のように場所につくのが遅れるとポーズも遅れるし、ちょっとよろけると(!)立て直してポーズをとるのも遅れる。

・アンオーの腕の位置が悪い。二の腕が開いていないので、二の腕が顔にかぶって、撮れていること多し。写真もこう映ってるのかな。。自分でも認識しているので、バーレッスンのときはよく気をつけているのだが、センターとか本番のときには、あまり意識が回ってなかったかも。反省。

・良かったのは、直前の練習で、音の「間」が取れずに、うまくできなくなってたところを、自分で家でも何度も音をきき返したりして練習したところ、本番ではバッチリきもちよく音に乗れていた。上手な子2人と私が、バッチリ合ってたので

・やっぱりもっと大きく、メリハリをつけるべし。脚ももっと上がるはずだし。アームスの通り道は大きくシャープに。

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新国立「コッペリア」6/28日(小野、八幡)

この日1日だけにしてはもったいないくらい、素晴らしかった主役の2人でした。初役とは思えないほどの完成度の高さ!

八幡さんはいつものように切れ味のあるテクニックで、スピードのある踊りを見せてくれました。回転はスピードあるし、何回もまわるし(2,3回では終わらない)、軸もぶれないし、見ていてとても気持ちが良いです。これで身長がもう少しあれば、王子様キャラもできると思うのですが。本当にもったいない!

いやでも、同じく新国立の中では小柄な小野さんがいるから、小野さんと組めば古典の王子様もそのうちできるかな?王子様が不足してるからね、新国立では。

八幡さんのフランツもよかったですが、なんといってもこの日はスワニルダの小野さんが、とーっても素晴らしかったのです!


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<編>Kバレエ「第九」「シンフォニー・イン・C」6/11木


2009/6/11(木) オーチャードホール 2階後方センター(A席)
初日

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<編>新国立「白鳥の湖」(真忠、冨川)5/24日

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デンマーク・ロイヤル「ロミジュリ」5/22金

振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ

ジュリエット:スザンネ・グリンデル
ロミオ:セバスティアン・クロボー

ティボルト:マス・ブランストルップ
ベンヴェーリオ:アレクサンダー・ステーゲル
僧ロレンス:コンスタンティン・ベケル
マキューリオ・モーテン・エガト
パリス伯爵:マルチン・クピンスキー

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パリオペラ座バレエ学校公演 4/26日

「ペシェ・ド・ジュネス」振付:ジャン・ギヨーム・バール
パリオペ伝統をまぶしたクラシック作品。
純粋クラシックの、バットゥリー満載の作品ですが、どうも面白くない。作品が、というよりも、純粋クラシックを踊りだけで魅せるだけの技量が、まだ生徒たちには足りない、ということでしょう。生徒むけに作った作品だと思いますが。

「スカラムーシュ」振付:ジョゼ・マルティネズ
バレエ学校低学年の少年少女たちによる作品!
もう可愛くて可愛くて。
女の子はまだトウシューズも履いていない子たちなのに、舞台姿は様になってるのがさすがです。男の子たちも、ノリノリで、芝居っ気、茶目っ気たっぷり。

この作品が一番楽しかったです。

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東京バレエ団 創立45周年記念公演 4/18土

「エチュード」
振付:ハロルド・ランダー、音楽:カール・チェルニー、クヌドーゲ・リーサゲル
上野水香
フリーデマン・フォーゲル
レオニード・サラファーノフ

サラファーノフのはじけっぷりが凄かったです!特にスペインみたいな音楽のとき、ノリノリでしたね~
そして、もっと驚くのが、テクニシャンのサラファーノフにフォーゲルが負けてない。むしろ容姿に恵まれている分、フォーゲルのほうが一段上に見える。
フォーゲルは数年前は、技術と存在感が多少、頼りなかったけれど、本当にいいダンサーになったなぁ。。。
容姿も技術も、スターのオーラも身につけた、今や世界トップクラスのダンサーと言えると思います。

二人の男性ゲストがあまりにも素晴らしかったため、上野さんは少し印象が薄まってしまいました。もちろん素敵でしたが。

「月に寄せる七つの俳句」
振付:ジョン・ノイマイヤー、音楽:アルヴォ・ペルト、J.S.バッハ
申し訳ないが、眠くなってしまった。
ノイマイヤーの作品は好きなものと苦手なものがありますが、明らかにこれは後者でした。
「絵」的には美しかったのですが。。。

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Ballet the Chic -バランシン、ドゥアト、サープ- 新国立(3/26)

「セレナーデ」
やはり新国立のバランシンは良い!

とはいっても、最近の上演はなかったし、新国立のセレナーデは初見でした(前回は10周年記念ガラ。私は確か出産直後だったかで、断念したんだったかな・・・)。

予想通り、女性群舞の美しいこと!長身のスタイル良い人が多いし、よく揃っているんだけど、機械的な感じはなく、呼吸や空気を感じることのできる音楽的な揃い方。

メンバーをみると若手が多かったけど、数名の、それこそ1997年からいる(?)と思われるベテラン・コールドさんたちがうまくまとめているんでしょうね。

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新国立「ライモンダ」2/15日(川村、碓井)

この版はアブデラクマンがあまり素敵に描かれていないのが残念なのですが、それはともかく、ライモンダ自体はとっても大好きだし、新国立も大好きなバレエ団だし、とても楽しみにしていました。

以前なら3回くらい通ったと思われますが、子持ちになって少し鑑賞回数をセーブしてることもあり、今回は1回、それも千秋楽のみ。この日はシーズンチケットで持っていた席ですが、川村さんでラッキー!と思ってました。

そして・・・・
期待通り、川村さんのライモンダは、とーっても素晴らしかった!(初役のはず)
もともと上品で優雅な踊りをするダンサーなので、こういうクラシックは彼女の本領発揮。他にもこれまで主役はいくつか踊ってるはずですが、今日はまさにプリマ誕生の瞬間を見た感じでした。チャイコものではないので、なんとなく、型にはまった振り付けでないのも、踊りが大きいまま、素晴らしい安定感とクオリティがキープされたのではないかと、勝手に想像します。

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「人魚姫」ハンブルクバレエ2/12木(アッツォーニ)

あまりにつらく哀しい展開に、胸が痛みました。ずっしりと観客の心に響き、静かな重たい余韻を残す・・・
人魚姫って、童話かと思ってたけど、かなり話は深いんですね。
それに、アンデルセン自身のバックグラウンドもこのバレエ作品に投影されていて、それもまたつらい感情で。

平日夜のNHKホールで、かなり行きにくかったけど、行って本当によかったです。
観客もこの舞台の素晴らしさをしっかり受け止めて、最後はスタオベになってました。

舞台美術も洗練されていました。プロローグと1幕は、波を表わす白い曲線の棒みたいなのを、上下させることで、地上・船の上なのか、海中の世界なのかを表していました。プロローグでの船の中が特に印象的で、その空間以外は真っ暗で、船の中だけ白くて明るい世界が宙に浮いている(海の真ん中で浮かんでいる)のです。幕開けがこの印象的なシーンなので、一気に舞台に引き込まれました。

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<編>レニングラード国立「ライモンダ」(シェスタコワ、プハチョフ)1/29(水)

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<編>マラーホフ版「眠り」(ヴィシニョーワ、マラーホフ)1/10(土)

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マラーホフ版「眠り」(吉岡、後藤)1/9(木)

最初、小出さんが主役予定だったので、マラーホフのカラボスも目当てに、迷わずチケットをとりました。
その後、小出さんが妊娠のため降板、吉岡さんに後退になったので、目当てはマラーホフのカラボスだけかぁ、翌日はマラーホフの王子をみるし、行くのやめようかな、、、とか少し思ったのですが、行って大正解でした!

マラーホフのカラボスが、すごかったのです!
ものすごい存在感。そして、美しい。カラボスなので、魔女のような白塗りメイクなんだけど、美しい。そして衣装はひざ下丈のスカートなので、ふくらはぎから足首のライン(タイツはいてるけど)が見えているのですが、これたまた、ほっそりと、きれいな筋肉がついていて、男性の脚とは思えない。
もともとゴツい体型ではないし、どちらかというと男性にしいては華奢なほうだし、全身のバランスも、まさに女性そのもの。全然、男性がカラボスを演じている、という風には見えなかったです。

演技も、もう登場した瞬間から、場を支配する力がすごかったです。

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ジゼル(シェスタコワ、コルプ)1/8(木)

今年最初のバレエ鑑賞は、レニングラード国立バレエのジゼル。このバレエ団の冬公演は久々です。本日のお目当ては、もちろんコルプ!

1幕は、粘り気のあるプレイボーイっぷりを発揮。すべてにおいて、粘っこい。そこが私は好きなのだけど。すぐシェスタコワにチューしようとしたり、必要以上に体を抱きよせてみたり。

おもしろかったのは花占いの場面。ジゼルが放った花を拾うと、ふつうは1枚ちぎって、あとは、ジゼルにむかって1枚ずつ数えて、ほら大丈夫でしょう、とするのが多いけれど、本日のコルプは、1枚ずつ指差して数えるのではなく、1枚ずつ、ブチッ、ブチッと、すべてちぎっていた!

なんだかコルプらしいなぁーと思ったのですが、このバレエ団特有の演出なんでしょうかね。

演出と言えば、2幕は、聞いたことのない音楽がいくつか出てきました。ジゼルは東京バレエ団のものをよく見るので、それとの比較ですが。

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新国立「シンデレラ」(酒井、山本)12/21日

シンデレラは大好きな作品。
音楽も衣装も美術も、すべて素敵。

でも今日の酒井さんのシンデレラは、、、ちょっとイメージが違った。

マイ・ベスト・シンデレラは、前回のロイヤル来日公演の都さんなのです。
都さんの、慎み深い役作りに、本当に感動して、涙が出てくるほどだったのです。
あの慎み深い優しさがあるからこそ、王子に発見してもらって家を去るときに、アグリーシスターズと抱き合う場面が、ほんわかと優しい気分になれるのです(ここで涙した)。

酒井さんは、なんというか現代的?
1幕では、舞踏会いいなぁ、でも私はこんなボロ服だし、ふぅ。というグチというかため息が聞こえてきそうな演技。
その後の、ほうきを王子にみたてて踊ってみる場面では、思い通りに行かないと、キレ気味だし。
アグリーシスターズの踊りを真似するところでは、小ばかにしてる雰囲気まで。

王子に発見してもらって、ガラスの靴を合わせる場面では、ほらほら、私よ!と自己顕示欲が見えてしまう、ちょいと萎えた。

演技が大げさだからかな。

ま、そうはいっても、もともと酒井さんの踊りは大好きだし、他のダンサーたちの踊りもよかったし(仙女の川村さんが良かった!登場の瞬間のきらびやかなオーラはすごかった)、例のゴージャスな馬車、何度も見てるけど、またまた感動し、ナポレオンのカツラがとれる場面では、相変わらず爆笑してしまったし、十分楽しく舞台を堪能したのでした。

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<編>牧「くるみ」12/14日(笠井、京当、吉岡)

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ボリショイ「明るい小川」12/9(火)

いやいや、面白かったーーー!バレエでこんなに陽気なパワーをもらえるなんて!

仕事をキリのいいところまでやろう、と思っていたら、気づいたら開演時間に間に合わない時間になってた・・・
というわけで、遅刻していき、1幕2場の途中から見たのですが、ちょうどいいところに間に合いました!

会場にはいったら、主役のジーナ(クリサノワ)とお友達6人の、ゴムマリのように元気で、みずみずしく、可愛く、ハードな、早い音楽での踊り!振り付けもとっても面白い動きで、本当にすごかった。さすがボリショイ!

ラトマンスキーの振付家としての能力って、すごいんだなーと思いました。

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ボリショイ「白鳥」12/6土マチネ(アントニーチェワ、グダーノフ)

グリゴローヴィチ版です。以前みたグリゴロ版からは改訂が入っていて、違うらしいですが、前のは全然覚えていないsweat01

面白かったところをメモっておくと、

パドトロワには、王子が入って踊ってました。

花嫁候補たちが、各国の踊りでそれぞれ真ん中をハードに踊る、という設定です。新国立やマリインスキーのような優雅な感じではなく(衣装は優雅な白なのだが)、いかにもボリショイっぽく、ガンガン踊ります!

黒鳥パドドゥの前に、ロットバルトと黒鳥たちが登場し、ひと踊りしてから、例のグランパドドゥに入ります。

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<編>シュツットガルト「オネーギン」11/30日(バランキエヴィッチ、アイシュヴァルト、ザイツェフ))

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<編>シュツットガルト「眠り」(アイシュヴァルト、フォーゲル)11/23日

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<編>新国立「アラジン」11/16日、11/21金

2008/11/16(日)八幡、小野、中村
2008/11/21(金)山本、本島、吉本

アラジン、プリンセス、ジーンの順。

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小出さんのジゼル(9/11マラーホフ、9/16ルグリ)

小出さんのジゼル、マラーホフ、ルグリ両日見ました。
期待通り、ジゼルデビューと思えないほど素晴らしい舞台でした!

小出さんのジゼルは、1幕は意外にも、可愛い感じではなく(いや可愛いのは確かだが)、妙に色っぽい。ヴィシニョーワのジゼルを思い出した。このヴィシニョーワとマラーホフのジゼルにも私はとっても感動した覚えがあるんだけど、特にマラーホフ相手の小出さんのジゼル1幕は、マラーホフにそうっと優しく触れられるだけど、胸がドキドキして頬が上気する感じなのでした。見てるほうまでドキドキしてきちゃった。

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<編>華麗なるクラシックバレエ・ハイライト(コルプ、レニングラード国立バレエ)

まちがえてオーチャードホールに行ってしまい、そこからあわててタクシーでゆうぽうとに向かったのでした。
なので、最初の演目(かなり期待していた)のコルプ出演「レ・シルフィード」の最初のほうを見逃してしまい、残念。


2008年9月2日(火)19時開演 ゆうぽうと

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「エトワール・ガラ」Bプロ 8/9土

なんと、公演があるのをすっかり忘れていて、慌てて家をでたものの、見られたのは第2部より。あああー本当に残念!!!土曜日にバレエ公演にいくことはほとんどないので(土日公演なら、日曜日を選ぶので)、すっかり勘違いしてた。1部のうち、ルグリ出演のモーメンツ・シェアード、ルンキナ&マチューの白鳥は、特に見たかったのに!

気を取り直して、2部以降の感想です。独断と偏見で◎○△をつけてます。

5)カノン ○
マチュー、イリ・ブベニチェク、リアブコの男性3人の踊り。コンテだけど、こういう作品は好き。音楽も知ってる曲だしね。衣装は、下半身はてろっとした白パンツ、上半身は衣装なしで、筋肉が美しかった~ ブベニチェクは自らの振付作品で、踊り方は一番ラフな感じ。マチューが一番生真面目な感じで、リアブコがその中間といったところか。3人で踊っていても、やはり自然と視線はマチューに集中。やっぱりスターのオーラかしら。

6)瀕死の白鳥 ○
ピアノの生演奏です。ジロの衣装が、やけにゴージャスで、かえって上半身の骨太感を目立たせてた気がする。ジロっぽい、意思の強そう、生命力のありそうな「瀕死の白鳥」でした。

7)マーラー第5番よりアダージェット △
あの有名なアダージェットです。見てるときは、きれだなーと思ってみてたけど、思い起こせばあんまり印象に残っていない・・・ アッツォーニがかっちりしたテクニックで魅せているのに対して、ペッシュの踊りがちょっと崩れた感じがしました。

8)ドリーブ組曲 ○
エイマンのために選ばれた演目かしら。どうみてもアバニャート向きではないような。ちょっとテクニック的に危なっかしいところもあったし・・・でも2人の輝かしい満面の笑顔

9)トリオ △
苦手なコンテなので、感想がかけません。

10)マノン 寝室のパドドゥ ◎
ルンキナとルグリという新鮮な顔合わせ。ルンキナはとっても生真面目な雰囲気のダンサーで、どことなく現実感がないんだけど、優等生ルグリとの相性はバッチリだったみたい!ルグリは40をとうに超えているとは思えない、若さ!冒頭の手紙を書いてるシーンなんて、オペラグラスでのぞいても、清々しい若者にしか見えなかったもの。1ヶ月くらい前にみたABTガラのマノンより、ずーっと素晴らしかったです。

<エンディング>
Aプロも同じだけど、ライティングと音楽がヘンテコで、さすがプロデューサー・ペッシュ!と思っちゃった。私の中でペッシュは、「変な人」なのです(理由は、確か前回のルグリ・ガラの公開レッスンでの行動)。ヘンテコというのは、バレエの公演っぽくない、という意味なだけで、実際にはとても楽しそうな音楽。特に今日なんて、音楽にあわせてフリフリ身体を動かしているダンサーもいたくらい(特にアバニャート)。証明はキャバレーのよう(?)

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「エトワール・ガラ」Aプロ 8/6水

一言感想をメモっておきます。
独断と偏見で、◎、○、△をつけてます。

1)ハムレット 第2幕よりパドドゥ △
ノイマイヤー振付のハムレット、初見です。どのシーンか全然分からずじまいだったけど、あとでパンフレットを読んだら、どうやらシェイクスピアのハムレットをベースにしつつも別ストーリーが仕立てられているっぽいです。冒頭がこの地味目の作品で、なんだかわけの分からぬまま、盛り上がらずに開幕です・・・

2)ジゼル 第2幕より ○
ルンキナの、亡霊感がたっぷり出たジゼル、素晴らしかったです。この浮遊した非人間の感じを出せるダンサーって、あんまりいないんですよね。パリオペの若手ホープ、エイマンのアルブレヒトもなかなかいい感じ。バリエーションの冒頭、着地で上半身を反るところがなかなか、きれいな反り具合でツボでした。

3)椿姫 第1幕より ◎
ガラで椿姫といえば黒のパドドゥがほとんどだけど、今回は青のパドドゥ。素晴らしかった!!!
2人ともなんて、ロマンチックなんだろうheart01こういうのは、さすがパリオペです。
オンナなら、一度はあんなふうに、跪かれてみたいものだわheart02

4)メリー・ウィドウ ◎
これも、さすがパリオペな作品。今回用にラコットが振付けた新作らしい。雰囲気としては、キャバレーの女王様・ジロに使える、若いツバメ・マチュー、といった趣。テクニック的にはエトワールとしてはそれほど難しいものではないと思うけど、ジロがほーら、御覧なさい、といった風に、小粋に楽しそうに魅せてくれました。
マチューも、とーっても素敵でした。それに、なんといってもエトワールとしての自信に満ち溢れてて、光り輝いてました!数年前、エトワールになりたてのころの頼りなげな感じは、もはや皆無です。いやー、ほんとにこれから、もっともっと見ていきたいダンサーです。

5)ラ・バヤデール 第1幕より ○
ルンキナの膝丈スカートが気になって集中できず・・・ブルーなので、ついつい新国立のもう少し長い丈のスカートが私の中の基準になってしまってるみたいで比較してしまって。ルンキナもペッシュも、他の作品のほうが数倍よかったような。

6)ロミジュリ第1幕マドリガル ○
ヌレエフ版の、ステップが詰まりまくりの踊りです。ユレルはテクニックは問題ないけど、いかんせん、雰囲気が地味目・・・光り輝くマチューにすっかり食われてしまっておりました。ほんと、マチューのロミオ、きれいだったなぁ・・・繰り返しになるけど、以前のテクニックが危なっかしくてヒョロヒョロしてた感じは全くなくなり、しっかりヌレエフ版のステップを自信たっぷりに踊りこなしてました。

7)思いがけない結末 △
すみません、覚えてません・・・

8)ベラ・フィギュラ △
これも覚えてません・・・ キリアンの作品って、好きなのと苦手なのがあるけど、これは苦手なほうみたい。

9)カンツォーニ △
覚えてません・・・ やっぱりコンテは苦手だわ。

10)バーンスタイン・ダンス ○
ノイマイヤーもこういう作品を作ってるんだ!びっくり。すっかりドイツに根付いてるけど、そういえばアメリカ人だもんね。リアブコの踊りは、それはそれは格好よくって、楽しみました。

11)ダンス組曲 ◎
バッハの無伴奏チェロの生演奏にあわせてルグリが踊ります。生演奏で、しかもロビンズが見られるなんて、嬉しい!音と戯れる軽やかな踊りが素晴らしかったです。

以下、演目と出演者。

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ロイヤル「眠り」7/13日マチネ(ラム、サモドゥーロフ)

眠りは、出てるダンサーたちに思い入れがないと、見てるのがキッツイかも。
新国立だと、ダンサーたちに愛着があるし、誰がどの踊りをどう踊るか、というマニアックな見方も楽しいんだけど、ロイヤルのダンサーにはあまり思い入れもないので、2幕の幻影以降、かなり眠くなってしまった。

オーロラ姫のサラ・ラムはどちらかというと小柄で、細くて、とっても軽い。登場のシーンは、私の好きなタイプの踊り方。ちょっと振付が見慣れたのと違うのは、そういう版だから?トリプルのピルエットを3回続けて決めてて、最後はそれ以上回るかと思ったら、最後はダブルだった。都さんが最後のピルエットで5回転してた映像があるけど、そういうのはそれ以降、見たことないな・・・

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ロイヤル「シルヴィア」7/4金 (ヌニェス、ペネファーザー、ソアレス)

アシュトンのシルヴィアは、映像をもってはいるけどまだ見ていないので、今回まったくの初見。
主演の2人もこの2人目当てでチケットを取ったわけではないし、事前知識もあまりなかったので、特に大きな期待はしていなかったけれど、とーっても楽しめました!

特に、マリアネラ・ヌニェスが素晴らしかった~
筋肉が美しくついた、ほっそりした強靭な美脚に、柔らかい背中、しっかりしたテクニックで、言うことなし!好きなタイプのダンサーです。ピルエットも普通に3,4回グルグル回ってたし、アラベスクの脚も高くあがって、ぴたっととまって、下り方も美しく、身体が軸からきっちりコントロールされてる感じ。

アシュトンならではの細かいステップも、きれいにこなしていて、コジョカル降板のかわりに、シルヴィアに3回も登板するのも納得の出来栄えです。

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新国立「白鳥の湖」

6/27(金)のザハロワ、ウヴァーロフ組と、6/29(日)の酒井、山本組を見てきました。

後者のほうが全体的に楽しめました!
やっぱり、はなちゃんはスゴイです。日本で踊ってる日本人ダンサーで、このくらいダイナミックに踊れる人って、はなちゃんくらいしかいないのでは?

新国立のダンサーって、ソリスト(主役含む)の欠点は、場合によっては、踊りが小さくまとまっちゃって見えること。
はなちゃんの場合は、小さくまとまるなんて、ありえない。
身体が柔らかくて脚も高くあがる身体能力と、激しい感情表現が両立している。

前に見たはなちゃんの白鳥は、オディールがやけにギラギラしてた記憶があるけど、今回はとっても自然体。陽のイメージのオディールでした。フェッテは最後までシングルとダブルをおりまぜながらで、迫力ありました。

山本さんもいつもながら、ノーブルな王子様で素敵でした。

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ベジャール・バレエ

6/10(火)のAプロでは、サプライズで、ジル・ロマンのアダージェットに感涙、
今日6/15(日)のBプロ、バレエ・フォー・ライフでは、やはり最後の「ショウ・マスト・ゴー・オン」で感涙。

ベジャールがもういない、ということ、そしてジル・ロマンの、ダンスにいのちを賭けている姿をみると、自然に涙が出てきます・・・

それにしても、ダンサー全員がシンプルな衣装をつけて、ライトをあびて舞台に立っているだけで、なぜこうも美しいのでしょう。

「ショウ・マスト・ゴー・オン」の音楽で、全員がゆっくり前に歩いてくるシーンなんて、本当に胸に迫ってくるものがあります。

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新国立バヤ 5/21水 (寺島ひ、中村)

前日のザハロワを見ちゃったからなぁ・・・
いつもは寺島さんびいきな私も、今回ばっかりは、なんだか踊りが小さい、とか思ってしまった・・・
いやいや、十分美しかったし、踊りも見応えが合って、すばらしい舞台だったんだけどね。

対決シーンの役どころもいまひとつはっきりしなくて、ザハロワのときは強弱がよく見えたんだけど、寺島さんは、ずっと同じ感じ。あえてそういう役作りにしてるのかしら?
ベールをもった踊りもちょっと危なっかしい感じでした。

やっぱり身体能力の違いと、身体そのもの、かなぁ。スタイルが良い悪いではなくて、細い太いでもなく、寺島さん(に限らず日本人全般)は身体が細くて薄い感じで、ちょっと貧弱な感じがしちゃう。

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新国立バヤ 5/20火 (ザハロワ、マトヴィエンコ)

ザハロワ、絶好調!美しすぎです。女神様って雰囲気。

脚が高くあがるのはもちろん、腕の可動域もものすごく大きいので、ひとつひとつの動きが大きくて、演技しなくてもそれだけで物語が伝わる。

テクニックも完璧。ベールをもって回転するところも、ミスるダンサーは結構多いけど、カチッと決まってました。

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東バ ベジャール追悼特別公演1 5/11日

「ギリシャの踊り」
この作品、本当に大好き。あの音楽に振付、真っ青な海が目に浮かぶよう・・・
2人の若者に、大嶋さん&古川さんがいないのが悲しい。今日は高橋さん&小笠原さんでしたが、大嶋さん&古川さんほどの高揚感や一体感は残念ながらないです。

パドドゥは吉岡さんと平野さん。平野さん、笑顔が素敵~この人は、いつも笑顔の印象。舞台用の作り笑顔じゃなくて、踊りが本当に好きなんだろうなー、と思わせる、いい笑顔です。もちろん踊りもきれいだし、次の世代のホープでしょうね。(2人の若者の小笠原さんは、逆に、常にノー笑顔な印象。見ててちょっと不愉快・・・)

ハサピコは上野さんと高岸さん。上野さんの美しいラインと、高ーく上がる細い脚、柔らかい背中に目が釘付けshine高岸さんや周りにいた人たちの印象は、はっきり言ってゼロ。悪くいえば、上野さん、浮きすぎでした。ちょっとそこだけ、別世界でガラコンサートっぽかったかも。

そしてメインは中島さん。この人がこの作品で発するエネルギーは、毎度毎度すごい!他のキャストは考えられないとおもっちゃう。

「火の鳥」
この作品も何度も見てるけど、やっぱり面白い。よみがえるところなんて、ほんとに感動的sign01
火の鳥は木村さんで、フェニックスが後藤さん。
木村さんは、いつもより動きにキレがなかったような印象。いつもなら、もっとパシッパシッと決めていく感じなのに、2日連続でこの作品は、やっぱりキツイのかしらね。

パルチザンの女性陣、超カッコよかったsign02メインが奈良さん、あとは乾さんと田中さん。

「春の祭典」
生贄は、長瀬さんと井脇さん。
長瀬さん&男性たちの踊りをみて、うーんbombと、ちょっとテンションが下がって眠くなってしまい、女性パートになっても覚醒できず。
春祭で眠くなったのってはじめて!自分でもびっくり。まぁ前夜あまり寝ていなかったせいもあるけど。
カーテンコールがすごかったので、きっと井脇さんの踊り、素晴らしかったのでしょう。しっかり見られず、悔しい。

2008/5/11(日)15時開演 東京文化会館 1階前方センター

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新国立「カルメン」3/30日(厚木、貝川)

初演のときは、酒井さんと湯川さんで見た「カルメン」。2人とも、路線の異なる役作りで素晴らしかった記憶があります。

今回は、シーズンチケットで割り当てられた、初役の厚木さん。厚木さんは、迫力の酒井さん、オンナの湯川さん(両方とも初演時の印象ですが)とも異なり、自然体な感じでした。ちょっとキトリっぽくみえたところも。悪く言えば、個性が薄いとも言えるけど、もともとの役自体が濃いから、これくらい自然な踊りと演技で、充分かも。

貝川さんは、古典とは全然ちがって、踊りのキレが良いので、びっくり。いままで、スレンダーなのに、踊りはもっさりした印象だったので・・・しかし身長が高い!厚木さんと並んでも、頭ひとつ高いから。演技も2幕の苦悩シーン、熱演でした。

ミカエラの大湊さんも長身で、厚木さんより大きかった。あと、スニガの市川さんも長身だから、ソリストの寺島まゆみさんや西山さんが小さく見える!この2人も160cm以上のはずなのにね。

大湊さんのミカエラは、雰囲気がよく出ていてきれいでした。

さて作品自体はどうかというと、2幕はちょっとキツイ・・・とても長く感じてしまった。群舞は圧巻で、すばらしかったんだけど、初演のときも謎だった無音での男性陣の踊りや、その前のカルメンやホセの苦悩シーンが、長いのよね。

でもやっぱり、ガラではなく幕モノのバレエを久々にみて、いいなぁ~と思ったのでした。最近は、新国立シーズンチケットか、NBSバレエの祭典の公演しか見にいけてないけど、もっと見に行きたいな・・・ともあれ、新国立では次回のバヤと白鳥、とっても楽しみにしてますnote

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マラーホフの贈り物 Bプロ 2/21木

今回の公演でとても楽しみにしていたのが、「これが死か?」とロビンスの「牧神の午後」で、両方ともBプロ。前者はベジャール死去に伴うゴタゴタで上演できないとのことで、とっても残念だけど、いつかまた機会があるでしょう!牧神の午後は、ダンスマガジンにのってたベルリンでの公演写真を見たときから、心を奪われてました~今回、念願かなって見ることができて、嬉しかったです。

残念だったのは座席。祭典S席の割には、珍しく後ろのほうの席だったのです・・・近くで牧神をみたかったな。

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2/10日 マラーホフの贈り物Aプロ

一番面白かったのは、公演後のプレミアム・レッスンでした!
(東京バレエ団の若手ダンサーに、マラーホフがジゼルのレッスンを45分くらいする、というもの。片言の日本語が出るときは、なぜかオネエな雰囲気になるのはなぜ?英語のときは普通なのに。ユーモアたっぷりで、とっても楽しかったです)

というのは冗談にしても、なんというか小粒な公演だったなぁ、という感想です。マラーホフの贈り物は、いつもこんな感じだけど。もしやマラーホフ、人柄とゆーか、ホントにお友達に声をかけてるだけなのか?

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イーゴリ・コルプのこと

定期購読してるダンスマガジンの3月号が届きました。表紙は、コルプのアブデラクマン。なんて素敵なのかしら~12月のキエフのライモンダ、見にいけなくてほんとに残念(涙)

コルプは何年か前の新国立・白鳥(w/ヴィシニョーワ)で見て以来、お気に入り。日本で踊ってくれる機会があるときは、必ず見に行くようにしてたのに、この1年は子育てモード+仕事、のため、バレエ鑑賞はかなり犠牲になり、コルプの出る公演も見逃さざるを得ませんでした。

1月のレニングラード国立バレエへのゲストの、ソロルや白鳥王子、バジルも見たかった。blogでいろんな方の感想を読むにつけ、無念さがつのります。どうにか調整つければ、見に行けないこともないんだけど・・・

うーん、、、
お金の問題じゃなくて、時間の問題やココロの問題なので、どうも当分は仕方ないと割り切るしかないのかも。

会員になっているNBS系や新国立は、チケットが届くので見に行くんだけど、正直言って、ミラノやオーストラリア(面白かったけどさ)より、上記公演のほうがよっぽと見たかった。

昨年見に行きたかったのに行けなかったのは、あと、ボリショイ&マリインスキー。

ことごとくコルプを見逃してます。はぁ。

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バーミンガム「コッペリア」1/17木(吉田、マッケイ)

都さんのスワニルダ、可愛かった~

やっぱり可愛い役やお姫様系は、都さんが一番です!

とにかく、動きが軽くて、機敏。テクニックも危なげな箇所なんて皆無。こういうテクニカルな完成度があってこそ、可愛らしい演技が生きてくるんですよね!(演技だけできても、バレエダンサーなんだから、踊りの技術も高くないとね)

フランツのイアン・マッケイは、主役を踊るダンサーとして、このくらい踊る人はたくさんいるし、特に印象には残らなかった。テクニック的に細かいミスがたくさん見えちゃったし、お芝居も、普通な感じ。

都さんが出るから見に行ったけど、コッペリアって、大人が全幕をみるのはやっぱり、結構つらいと思う・・・特に2幕がかなりダレます。バーミンガムのダンサーたちのレベルも、それほど高くなかったから、コールドやソリストたちの踊りを堪能する、というほどでもなかったし。

ま、でも都さんの踊りが本当に素晴らしかったので、よしとします!

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1/6(日)新国立ニューイヤーガラ

オペラとバレエの合同ガラ公演を見てきました。

第1部がバレエで、第2部がオペラと合唱。

バレエの構成は、まず、こうもりの曲(数曲、抜粋?バレエバージョンではなくオペラバージョンかも?)をオケが演奏。それから幕が開いて、牧阿佐美振付「アンド・ワルツ」。それからまた、こうもりのオケ演奏があってから、バレエのこうもりのグランカフェの場面。

こうもり、楽しかった~やっぱり久々にこの演目を見ると、超楽しい。ギャルソン3人組は、トレウバエフとバリノフがノリノリ。この2人は初演キャストだったっけ?もう1人の江本さん(初演キャストではない)とは、踊りだけでなく演じ方のステージが全く違う。トレウバエフなんて、顔が「スペイン」だったもん!ま、それはそれで、どうかと思うけど(笑)

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新国立くるみ(宮内、山本) 12/23日

久々のバレエ鑑賞、新国立のクラシックバレエをしっかり堪能いたしました!

1幕では、西川さんの淑女の背中にうっとり、西山さんの完璧なピアノ弾き(もちろん、振り、ね)に驚嘆。

2幕では、マーシャと王子の色っぽいアダージョに感動し、雪の精の美しさにほぅっとため息。

3幕では、ばらのワルツに新国立の真髄を見、アダージョがキャバリエつきのグランパドドゥで大盛り上がり!

そう、主役の宮内さんと山本さん、素晴らしかった!

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新国立「椿姫」(田中、テューズリー)11/11(日)

前回、さんざん悪口を書いたけど、不思議なことに、再度見ると、それほど悪い感じはしなかった。最初は、期待値が高かったからかなー。

でも、主役は酒井はなさんと山本さん組のほうがずっとずっと良かった!

田中さんは、まず身体能力がはなさんとは全然違う。この振付は、柔らかい背中や大きく動く優雅な上半身とアームスがあってこそ、非常に美しくダンサーが見えるのだ、ということが分かった。はなさんはそれが見えたし、ザハロワの日を見た人の感想を見ると、ザハロワが圧倒的に美しかった、といった感想が多い。残念ながら田中さんはその域に達していなかったと思う。テューズリーは、背中と下半身はきれいだけど、上半身は山本さんのほうが優雅で独特に空気感があった。

今日の田中祐子さんと昨日の菊地さんは牧バレエからの客演だけど、なぜ客演が必要なのか理解できない。この2人がキライというわけではないけど、新国立のダンサーだけで回るはずのにねぇ・・・

主役以外での感想は以下の通り。

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新国立「椿姫」(酒井、山本)11/7(水)

(注)悪口ばかり書いてるので、気になる方は読まないでください。


どうよ、このバレエ?
私的には、大ブーイングです。
主役のはなさんと山本さんは、後述するけど、ほんっとうに素敵だったし、ソリスト、コールドの皆さんも、いつもどおり良く踊ってた。男性コールドは、東京バレエ団のちんちくりんなのと比べると、断然カッコイイし、タキシード姿もきまってる。

ところが!!!
ダメだったのは、音楽と振付。
新国立の牧阿佐美振付・演出作品は、これまでバヤ、ライモンダ、白鳥と、今回の椿姫。バヤとライモンダはすごく良かった。白鳥は存在意義なし(セルゲイエフ版のままで充分!)、椿姫は、印象を一言で言うと「スカスカ」。

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東京バレエ団 真夏 10/26(金)

「バレエ・インペリアル」
前日マチネとほぼ同じキャストだった。別キャストで見れると勘違いしてたので、ちょっとガッカリ。でも上野さんと高岸さんは素敵だったから、いいや。

奈良さんの踊りも、大柄でスタイルが良いから、見映えするけど、ちょっと気になるのが、この人、いつも同じ感じに見えるの。「私を見て!」と見える・・・

コールドについて、前日と同じ印象を書くと、幕が上がった瞬間「女性陣、きれい~」「男性陣、ダンサーに見えない(怒)。ちんちくりんじゃん」と思った。東京バレエ団の男性コールドの皆さん、身長が低いから、というだけじゃなくて、たたずまいが美しくないのよ。これ、何とかしてくれないと、相当まずいんじゃないの?バレエ団として。

女性陣きれい、とは思ったものの、その後、奈良さんやら、上野さん、高岸さん、と大きい人が続くと、やっぱりコールドの人たちは、ちっちゃく見えてしまう・・・ こちらも、身長が小さいから、ではなくて、見せ方が小さい、という気がするんだけど・・・

「真夏の夜の夢」
遅まきながら、はじめてコジョカルの踊りを良いと思った。前日の小出さんも小粒な良さはあったけど、コジョカルは身体能力が全然違う。小柄なはずなんだけど、小柄に見えないほど、よく身体が伸びて、脚も高くあがり、背中は柔らかい。女王のオーラもあり、素晴らしかった。

コボーの代役、若手のマックレーくんのオベロンも、すごく良かった。脚もきれいだし、踊り自体も素晴らしいものだったけど、特筆すべきは細かい演技。若手とは思えないほどよく作りこまれたものが身体に入っていて、手先の動きとか、身体のちょっとした動かし方が本当に上手い。容姿も、写真で見たダウエルのオベロンを彷彿とさせるものだったし、将来が楽しみ。

パックは大嶋さん、ボトムは平野さん。
大嶋さんは、私の中ではパックのイメージじゃないんだよな・・・なぜか修業増みたいなストイックなイメージがあって。平野さんのボトムは前日マチネの氷室さんより、ポワントさばきも上手で可愛らしくて、良かった!

衣装と舞台装置は、今回ロイヤルから、前回がバーミンガムロイヤルからの借り物だったみたい。今回の衣装は、パックのベージュ、ハーミア、ヘレナの原色系、ライサンダー、デミトリアスの足首丈タイツに違和感があった。色合い的には、前回のほうが好き。舞台装置は、今回のほうが良かったんだけど。

2007/10/26(金) 19時開演 ゆうぽうとホール 1階前方 下手寄りセンター

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東京バレエ団「真夏の夜の夢/バレエ・インペリアル」10/25木マチネ

小出さん目当てに、会社有給をとって、行ってきました。
でも本日の収穫は、むしろ上野水香さん!

上野さんのバレエ・インペリアル、素晴らしかった!
女王然とした貫禄のある踊りもあり、高岸さんとのパドドゥでの、ゆったりとした大人の叙情的な踊りもあり、いろんな踊りわけをしてたと思う。テクニックも完璧。冒頭、アラベスクでピシッと決めるところ、カッコよかった。高岸さんとの踊りのところでは、まさに、ストーリーがなくても、舞台の上に男女がいればドラマが生まれる、って感じ。

そして高岸さんも、ゆったり舞台を歩いて登場してくるときのたたずまいの、素敵なこと!さすがベテランプリンシパルです。こういうい風に見せることが出来る人は、このバレエ団には他にいないのでは?明日も見に行くけど、木村さん、どんな感じだろう。

小出さんのタイターニアは、可愛かった。踊りももちろん小出さんらしく上品で繊細だったけど、妖精の女王だから、もっとオーラを発してもらったほうがいいな。ちょっと地味だったかもしれない。上野さんのバレエインペリアルが派手だったから、余計そう見えちゃったのかも。後藤さんは、踊りをもっとしっかりしてください、って感じ。

今回、初演と衣装が違うのは、どういう理由だろう。前回が借り物で、今回は自前で作ったとか?それとも違うところから借りたとか?前のほうが良かったな。パックが緑でなくベージュの衣装ってのは、なんだか違和感が。いたずら妖精でなくて、コザルちゃんに見えちゃったよ(パック役の松下さんがオサル系の顔だからかもしれないが)。

2007/10/25(木)14:00開演 ゆうぽうとホール 1階前方センターやや上手寄り

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東京バレエ団「ニジンスキーの伝説」Aプロ・Bプロ

2日分まとめて書きます。

第1部
「レ・シルフィード」
小出さんが素晴らしかった。以前パ・ド・カトルを見たときも4人のうち小出さんが一番良かったけど、今回も吉岡さんより小出さんの踊りのほうが私は圧倒的に好き。ロマンティックな雰囲気が身体の先端からにじみ出て、独特な世界を形成してた。吉岡さんは普通に上手。

木村さんは詩人に見えなかった。雰囲気出そうとしてるのは伝わってくるんだけど、ヒラリオンのときはあんなにきれいに見えた脚も、なぜか今回きれいには見えず。恐るべし、白タイツ!

フォーゲルはちゃんと物憂げな詩人に見えた。踊りも前回来日時よりも、ずっとパワーアップしてるし。今後がどんどん楽しみになるダンサーですね。

第2部
「薔薇の精」
エイマンはやたら健康的だけど、さすがに踊りはきれい。ジャンプから着地するときに、もうひと伸び、脚が伸びるともっと好きになるんだけど。アームスのクネクネも○。

大嶋さんはうーん、テクニックあるダンサーのはずなんだど、回転ものが失敗。それにあの衣装があまり似合う体型ではないし・・・

「牧神の午後」
さすがジュド、な踊り。井脇さんともども、透明なエロチック感が透けてみてた。

第3部
「ペトルーシュカ」
Aプロでしか見なかった(Bプロのときは、その前の休憩で帰ったので、見ていない)ので、その感想。
イレールが凄かった!あの、くたっとしたへなちょこっぷりが本当に痛々しい。白塗りメイクも薄めで、地顔も伺える顔づくり。見られて良かった~

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東京バレエ団「ジゼル」(吉岡、フォーゲル) 9/9日

マラーホフ様が珍しく怪我で降板なので、代わりにフォーゲルがアルブレヒトをやった公演。

全体的には、せっかく公演を観にいったのに、あんまり楽しめなくて残念だった。体調が悪くて、眠くなっちゃったし。本当は、家族で過ごす休日を増やしたいから、マラーホフ様が出ないなら払い戻ししてもらいたかったけど、祭典チケットなのでそれも適わず。

でも、そもそも最近ジゼルがあんまり面白く見られない。なんでだろうね。特に東京バレエ団だと、ちっちゃいコールドの男女がわらわらとペザントの衣装で踊るのが、可愛いとは思えず、ホントに「ペザント」で冴えないなーと思ってしまうのだ。トウシューズ組の踊りは好きなんだけど。

と、ここまでマイナスなことばかり書いたけど、良かったことを書くと、

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8/18土 ルグリ白鳥(ジルベール)

3幕でのルグリのはじけっぷりが、見ていて楽しかった!
本当に楽しそうに踊ってたもん。1幕終わりのしっとりしたソロもバッチリ踊ってたし、これで40代半ばとは驚いてしまう。歩き方や身のこなしも他の若手ダンサーとは全く違う。クラシック全幕はあと何回見られるのかな・・・

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8/16木 ルグリ白鳥全幕ガラ

エイマンの道化が素晴らしかった!ジャンプは脚もピンときれいに伸びて高く上がり、回転も早く、テクニックは抜群な上、カワイイ。それだけなら普通の道化だけど、彼のはさらに気品もあった。分かりやすい小芝居をちょこちょこしていて、本当に見ていて飽きない。王子ではなく、道化ばっかり見てしまった。カワイさの一番の特徴は掌の表現。掌というか指かな。指1本1本まで神経を通わせて、ヒラヒラさせるのが上手い。衣装は東京バレエ団のだったけど、見慣れた大嶋さんとは随分雰囲気が違った。身長の違いかな。大嶋さんよりエイマンのほうが高そう。

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8/12日 ルグリBプロ

なじみのクラシック作品がないのが、個人的には少々残念だった。ルグリは大好きなダンサーなんだけど、今回はこのガラしリーズでラスト公演なのに、自身にはあまりスポットライトが当たらなかった印象。オネーギンはもちろん素晴らしかったけどルディエールの印象のほうが強く、さすらう・・・はもともとイレールが主役だし。

あぁやっぱりオレリーのいない穴って大きかった・・・ オレリーがいればルグリの踊りも、もっと違った風に見られたはず。

それに、ルグリガラがなくなるとと、オレリーの踊りを見られる機会はさらに減ってしまう気がする。東京バレエ団の公演で女性ゲストを呼ぶ機会って少ないと思うけど、古典全幕でぜひオレリーを呼んでほしい!あ、東京バレエ団でなくてもいいんだけどね。

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8/12日 ルグリ・レッスン見学会

レッスン見学って面白いね!いろいろ思ったけど、とりあえずメモっときます。あとで追記するかも。

・プリエは2番からだった。しかも説明なしで始まったから、いつも同じなのかも。アームスのつけかたも大体みな同じにしてるけど、かなり個人個人で好きなように流してた。

・タンデュからは先生がお手本してたけど、本番前だからか、かなりみな自由自在に、力を抜きながら、という感じ。センターも途中で抜けるダンサー多し。さすがに普段のクラスレッスンは本気モードだよね?そっちも見たい!

・ルディエールとイレールはいなかった。最初、あ、ルディエールもいると思ってたのは、なんとドロテだった!ということに気づいたのは、センターも大分進んでから。それまで、ドロテがいない、いないと探してたのに。私ってばアホだ。でもやっぱり素顔は似てると思う・・・本番メイクをすると、全然顔も表情も違ってたけど。

・上手側から見てたので、ルグリは遠く、バーでは目の前はペッシュ。で、びっくりしたのはロン・ド・ジャンブの脚の動かし方。軌跡がすごい深くて、普通にタンデュに出す位置よりもかなりバー寄りまで、足先をもっていってた。ペッシュのクセではなくて、ペッシュの前のダンサーも同じだったから、これってパリオペ流?そういえば最近のダンスマガジンで、バレエ評論家がロシアとフランスではグラン・フェッテのやり方が全然違う、といってたけど、このことなのかな。

・ところで、ペッシュの後ろで白ターバン巻いてたのは誰?センターで目立ってた男性は、この白ターバンのダンサーと片脚だけ黒のレッグウォーマーつけてたダンサーだったんだけど、前者がマチューで、後者はエイマン?(かなり自信なし)。マチューは最初、ディディエール先生と同じバーにいるダンサーかとも思ったんだけど・・・パリオペの若手ダンサーは私はほとんど見分けがつかないんだけど、マチューの顔はさすがに分かると思ってたのに、うーむ・・・ オペラグラスを持っていくべきだった。

・レッスンの1時間ちょっとあとからはじまった本番公演もみたけど、マチュー(とそのときは確信してなかったけど)はドニゼッティ・パ・ド・ドゥ(ルグリ振付)の練習をところどころしてた。ドロテとアダージョ部分の練習してたり、コーダのマネージに空中でパドシャのカタチになってるジャンプを入れてみたり。

・ルグリはセンターはピルエットあたりまで参加。その後は下手側で座って身体をほぐしつつ、他のダンサーにちょこちょこダメ出ししてた。ミリアムの白鳥のアームスとか。

・ルグリのセンターをみてて分かったのは、プリエが深いということ。ダボダボのズボン履いてても、他のダンサーより深くプリエしてるのが分かるくらいだった。ルグリは怪我が少ない印象だけど、その秘密はこの深いプリエなのか!

・ペッシュは、なんだか奇行が目立った。パーカーのフードをかぶったりぬいだり、かぶったままレッスンしたり。センターでは途中からいきなり、フルステーがいた第1グループの1列目真ん中に割り込んでみたり。最後の、手を振りながら笑顔で舞台を走っての観客サービスも、妙な感じ。

・フルステーはやっぱり目立つ。存在自体が光ってるのもあるけど、バーでもセンターでも立ち位置がいい。こういうポジショニングも含めて、彼女の個性なんだろうね。言葉は悪いけど、目立ちたがりっていうか。最後のほうでは、グランフェッテを2回もやってて、2回目は全部ダブルで披露。フェッテやってたのは、フルステーともう1人(エッケ?)だけだった。

2007/8/12(日) 12:30開始 ゆうぽうと 1階前方 上手寄りセンター

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8/9木 ルグリAプロ

ルディエール様万歳!いまいちのりきれなかった公演だけど、最後のオネーギンで感涙。もう立ち姿からして違うのね。もう40代後半だよね?あの美しさは尋常じゃない!

以下、演目ひとつずつ簡単メモ。

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7/21土 Kバレエ・ドンキ(中村、宮尾)

中村祥子さん、いま一番脂ののってる時期なのかも。素晴らしかった!ちょっとセクシー系で貫禄あるけど、チャーミングなキトリだった。テクニックもバランスとるところはびくともせずにキープして観客にアピールしてたし、フェッテは最初から全部ダブルにしようとしてちょっとよろけたけど、すぐ立て直した後は全部きれいなダブルで回りきってた。ポリーナ以外で初めてみた。すごかったな~

中村さんも良かったけど、他に特筆すべきは、ガマーシュのダウエル(元)王子!

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7/16月祝 オーストラリア眠り(ダン、ローレンス)

3幕構成だったので、どこかが省略されてるのかと思いきや、いわゆるプロローグが1幕、1幕が2幕、2幕と3幕が続けて3幕、という構成だった。演出は随分普通のものと変わっていたけど、基本的な流れは同じだと思う。こちらは白鳥とちがってコンテ要素は薄く、純粋にクラシックの踊りをたっぷり堪能できて満足!美術や衣装も素敵だったしね。

面白かったのは、青い鳥、猫たち、民族舞踊(?)が1幕から出ていて、また1幕の妖精が3幕にも出ていて、1幕(=普通版でいうプロローグ)と3幕の登場人物が同じという状態になってた。

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7/14土マチネ オーストラリア白鳥(イーストー、カラン、ダン)

一言で言うと、面白かった!オーストラリアバレエ団自体には元々特に関心もないし、バレエの祭典に組み込まれてなければきっと観にいかなかったと思うけど、行って損はなかったかな。

ストーリーは英国王室をモデルにしたそうで、女の対決が見所。王子の影が異様に薄かったんだけど、これはたぶんその日踊ったダンサーのせいかも。
振付はコンテ要素を多分に含んだクラシックで、発狂したオデットを周囲の男性たちが代わる代わる持ち上げるといった、マノンを彷彿させる振りもあり。1幕で、3幕のグランフェッテの音楽も使われてたけど、そのフェッテが回数は少ないものの大きく移動しながらするというものだった。オデット発狂シーンのはじまり、という演出にピッタリはまってて、ものすごい迫力だった。

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7/1日 新国立ドンキ(寺島、マトヴィエンコ)

2007年に入ってから観た公演のなかでNo.1といっていいくらい、素晴らしい公演だった。ドンキはもともとそれほど好きな演目ではないんだけど、今日のは本当に楽しめた。その大きな理由は、寺島ひろみさん、マトヴィエンコの主役2人の力が大きかったから。

ひろみさんの踊りはこれまでの何度も観てるけど、よくよく考えるとチャイコものやライモンダなどお姫様系ばかりだった。もちろん素晴らしい踊りを見せてくれてはいたけど、かつての酒井はなさんや志賀さんのような新国立における圧倒的プリマ、という感じではなく、それが少し物足りなかった。それが今回のキトリは、登場の瞬間から最後まで、高度なテクニック+ノリノリなお芝居でもって観客の目をひきつけて、かつ新国立らしい上品さも特に夢の場で見せてくれて、プリマの風格を漂わせてた。グランパドドゥのときなんて、ひろみさんの踊りがあまりにも光ってるので、間に入る第1、第2Vaがかなり霞んで見えてしまった(第2Vaなんてお気に入りの遠藤さんだったのに!)。ひろみさんの踊りは、ジャンプもかなり高さがあって、しかもパンチがものすごく効いてるのね。アラベスクやアティテュードもお姫様やってるときよりも、脚は高く上がるしバランスキープも余裕できれい~

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6/28木 東京バレエ団「ラ・シルフィード」(斎藤、高岸)

うーむ、いまいち楽しめなかった・・・
斎藤さんの代名詞ともいえる演目で、楽しみにしてたんだけど。せっかく無理して平日に観にいったのに残念。

よかったところ
・エフィーの長谷川さん、可愛いかった!演技やちょっとした仕草が上手い。
・パドドゥの小出さん、きっぱり明確なテクニックと、あの中途半端な膝下丈スカートから見える、ふくらはぎから下の脚のラインにうっとり。
・マッジの平野さん、若手なのにこういう役とは面白いなーと思ってたら、名演だった。

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6/17日 牧・眠り(青山、京当)

やっぱり古典中の古典、眠りはいいな。長いけど、クラシックの技法てんこもりの踊りがたくさんある上、マイムや優雅な貴族の踊りまで見応えがあって好き~

牧の眠りはDVDで持ってるけど、生でみたのは初めてだと思う。DVDも全部通しては見てないので、いくつか驚いた点があった。

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6/16土 Kバレエ海賊(吉田、キャシディ、橋本)

発売当時はチケットが取れなかったんだけど、キャンセル戻りチケットを入手できたので、急遽観にいけることになったこの演目。片道1時間半以上かかったけど、行ってよかった~ 海賊の全幕をみて、はじめて面白いと思った。熊川版、さすがよく出来てる。前も思ったけど、熊川さんの女性の踊りの振付って、かなり魅力的。ダンサーにとって、かなり踊りがいがありそう。自分がテクニシャンだから男性の振付がいいのは分かるけど、女性の踊りの振付も素晴らしいのは不思議な感じがする。まぁそんなことを言い出したらキリないんだけど。

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6/9土マチネ ミラノ・ドンキ(ロマーニャ、ゼーニ)

バレエの祭典に組み込まれてなかったら、観にいかなかったと思われるこの公演。このバレエ団、以前見た眠りがひどかったんだもの。日にちの都合がつかず、スカラ座ダンサーが主役の回なのも不安の種。期待は、ヌレエフ版ドンキを生で見られるということ。パリオペの映像ももってるし、10年くらい前?の来日公演でも見てるはずなんだけど、全然覚えてないんだよね・・・

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5/20日 新国立コッペリア(本島、サラファーノフ)

まだ書いてない鑑賞メモも残ってるけど、昨日のコッペリアについてメモ。
これからは、とりあえず一言感想だけでも当日か翌日に書いておこう。そうでないと、忘れっぽい私は結構すぐ記憶が薄れてしまうのだ。

全体的には楽しい公演で満足。しかしサラファーノフはミスキャストでは?まず冒頭のタバコふかしてカッコつけてるシーンが壊滅的に似合ってなかった!それにスワニルダとは恋人同士だけど他の女の子やコッペリアにちょっかいを出してる、という設定のはずなのに(ドンキのバジル1幕風)、スワニルダに対してあまりにも邪険なので恋人同士に見えず。なぜサラファーノフがゲストだったのか・・・?テクニック的には、助走なしのグランジャンプでも180度開脚で高さもあったり、回転のキレはいいし、素晴らしかったんだけど。前日の山本さんで見たかった(山本さんは純クラシックだとテクニック的に厳しいこともあるけど、コンテや演劇的要素の大きい作品だと決してハズレがない)。

DAKARAのコマーシャルが可愛い本島さんは、技術がとても安定していて、90度でぴしっときれいに決めるアラベスクもきれいで、主役で見たのは初めてたっだけど結構好きなタイプのダンサーだということが分かった。ただ舞台が終わって振り返ってみると、最初と最後にでてくるフェッテだけはなぜか不安定だったのが意外な感じ。舞台にノりすぎたかな?最後はトリプルも回ったりしてたけど、オケピットに落ちる勢いでヒヤヒヤ。スワニルダの演技は、可愛らしくうまくいってたけど、もともとの顔がキツめの美人顔だから、もっと大げさなくらいの演技でもいいんじゃないかなぁと思った。

ボニーノのコッペリウスは、いうまでもなく絶妙なタイミングの絶妙な振りで、すっかり魅了された。正直、またボニーノか、と思ってたんだけど、実際に見れば大満足。小嶋さんが降板したので全日ボニーノになったようだけど、小嶋さんはこうもりのウルリックも絶品だったし、小嶋さんのコッペリウスも見てみたかったな。

あとこの日の発見。数年前の発表会でゲテ・パリジェンヌの曲で踊ったときに、片脚をタンデュで出してもう片脚はプリエのままケンケン進むステップが出てきて、先生には脚ケガした人みたいにならないで!と散々注意された。この謎の見たことなかったステップが、コッペリウスの振りに出てきたのだ。あ、こういう風に踊られるステップなのね~と今頃納得。

2007/5/20(日)14:00開演 新国立劇場オペラ劇場 1階前方センター

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4/15日 東京バレエ団ドンキ(小出、後藤)(編集中)

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4/9月 東京バレエ団白鳥(セミオノワ、フォーゲル)(編集中)

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3/21水祝 新国立オルフェオとエウリディーチェ(編集中)

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2/24土 Kバレエ 白鳥(吉田、芳賀、松岡)

吉田都さんの白鳥をまた見ることができて良かった~ 登場シーンで1歩1歩進む姿の、研ぎ澄まされた繊細さは、都さんならでは。ここだけでも感動してしまったけど、王子とのやりとりやマイムも雄弁で、心の動き、王子への愛もちゃんと伝わってきて、さらに感動。4幕では諦念も織り交ぜつつ、王子を無償の愛で包み込む母性さえ感じさせる踊りで、うるうる・・・

黒鳥の松岡さんは、雰囲気を出そうと頑張ってはいるものの、あまり伝わってくるものがなかった。グランフェッテの脚も、内脚っぽく見えてあまりキレイではなかったし。前回の白鳥の公演時は、中村祥子さんの黒鳥がものすごく良かった印象が残っているので、どうしても残像がちらついてしまう。

実は翌日の都さんが黒鳥を踊る日のチケットも持っていたんだけど、大事な用ができてしまって行けなかったのが、とても残念・・・また見ることができるといいんだけど。

王子は芳賀望さん。王子風な物腰などはあまり感じられず、特別好きなタイプのダンサーではないけど、踊りは良かった。主役としてこれだけ踊ってくれれば、十分でしょう。

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2/4日 新国立 眠り(真忠、山本)

眠りは長いけど、踊りがたくさんあるので結構好き。しかも新国立のは、ソリストさんが狩の場面の貴族を踊るので、その優雅な身のこなしを見られるのが好きなのだ。年末のシンデレラ以来のクラシック全幕で、十分にバレエを堪能できて、とっても満足!こういう舞台だと、感想も色々書きたいことが出てくる。

真忠さんのオーロラ、一番良かったのは幻影の場面。しっとりと、ちょっと艶っぽさも感じられる踊りが素敵だった。この人は前からテクニックが弱い印象があるんだけど、1幕の登場シーンはステップを少し省略してたように見えた。ローズアダージオのバランスもちょっときわどい感じだったけど、無事成功。

山本さんの王子は、最近見た山本さんのクラシックの中では一番よかった。技もきっちり決まって、主役としての貫禄もあって、立派な王子だった。

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1/28土 ベジャールのアジア

年が明けてから、観にいったのに書かないまま放っておいた鑑賞メモを3つ、ようやく書けたので、遅ればせながらupします。まずは「ベジャールのアジア」。

公演全体としては、いまひとつ乗り切れずに楽しめないままで終わってしまった。うーん、残念。
なので、感想は簡略に。

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12/17日 新国立「シンデレラ」(コジョカル、ボネッリ)

年内最終のバレエ鑑賞。シンデレラは大好きなのでいつもは複数回見るんだけど、今年は事情により1回のみ。やっぱりあの馬車をみると、幸せな気分になるわ~ あと3幕で王子がシンデレラを発見するシーンで、アグリーシスターズがシンデレラを抱きしめるシーンも、それまで邪険に扱ってたのにやっぱりあるのね、という家族への愛情と、自分が選ばれなかった悲しみとが混ざり合う微妙な感情が見えて、感動ポイント。

本当は日本人キャストの日に行きたかったんだけど、今回はゲストの日。コジョカルもボネッリも特に好きなダンサーではないんだけど、ゲストとしてのクオリティは保ちつつ、特別素晴らしいッ!と感動させるほどではないものの、良い舞台を見せてくれた。2人ともプロポーション抜群タイプでもないし黒髪なので、新国立に結構なじんでた。

コジョカルのシンデレラは、元気ハツラツ系。去年のロイヤル来日時の吉田都さんの踊りで感涙にむせんだ私としては、ちょっと苦手なタイプの踊りだったけど、普通に可愛かったし目立つミスもなかったから良しとしよう。ただ、気になったのはポワントの音。ロシアのポワントみたいなコツコツした音ではないんだけど、単にパドブレしてるだけなのに何故あんなにトストスした大きな音が出るんだろう。

新国立のダンサーたちは、いつもどおり。
特に春の精の西山さんの踊りは、アシュトンの早くて難しそうな振りを音にのりきって踊っていて、見ていて気持ちよかった。
仙女の湯川さんはこういうクラシックな踊りじゃなくて、やっぱりキャラクターの強い役のほうが合ってるなーと改めて思った。別に悪くはなかったけど、特別感動を与えてくれる踊りではなかったのかな、と。

以下ちょっと悪口モード。

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12/9土 マリインスキー「白鳥の湖」(ヴィシニョーワ、コールプ)

ヴィシニョーワとコールプの組合せは、2年近く前の新国立白鳥で観て以来。このときは2人それぞれにとっても感動したので、今回の来日公演も迷わずこの日のチケットを取った。2人とも2年前とは印象が随分変わったけど、当時とは違う意味で素晴らしい舞台になってた。2年前のときは希薄だった2人の間の愛も濃厚に見えたのが、一番良かったかな。

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12/8金 マリインスキー「白鳥の湖」(ロパートキナ、イワンチェンコ)

ロパートキナ、なんて華奢な手足なんだろう!その華奢さが孤高のお姫様像を引き立ててて、うっとり。アティテュードやアラベスクのラインも完璧に美しくて、圧倒されました。

王子はダイヤモンドでロパートキナのサポートが良かったコルスンツェフを楽しみにしてたんだけど、怪我のためイワンチェンコに変更、とのこと。残念・・・イワンチェンコも悪くなかったけど、ちょっと地味目。ロパートキナを引き立てる、という意味では全く問題なかったけど。

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12/6水 マリインスキー「海賊」(ヴィシニョーワ)

コンラッド:エフゲニー・イワンチェンコ
メドーラ:ディアナ・ヴィシニョーワ
ギュリナーラ:エカテリーナ・オスモールキナ
ランケデム:アンドリアン・ジャフェーエフ
ビルバント:イスロム・バイムラードフ
アリ:レオニード・サラファーノフ
セイード・パシャ:ウラジーミル・ポノマリョーフ
オダリスク:スヴェトラーナ・イワーノワ(3幕開始前に、イリーナ・ゴールプ急病のためキャスト変更、とのアナウンスあり)、ダリア・スホルーコワ、オレシア・ノーヴィコワ

海賊って、演目としてはやっぱりあまり面白くない。舞台装置や衣装がきれいだし、ソリストの踊りもたくさんあるのは楽しいんだけど、ストーリーが陳腐だし、民族舞踊系やコールド、海賊たちの踊りに面白みが感じられないの。海賊の全幕をレパートリーにもつバレエ団が多くないのも、納得できる。今回は各幕が30分と短い上に、休憩がそれぞれ25分もあったのも、まったりの原因だろうな。

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12/4(月)マリインスキー「オールスター・ガラ」

マリインスキーのダンサーの底力を見た。ソリスト以上だと、皆が皆、抜群の身体能力なのね。ちょっと固そうかも、なんてダンサーは皆無で、よーく身体が伸びるの。この身体能力が最低ラインで、それにプラスアルファが色々ついて、プリンシパルになるわけだから、見ていて感動するはずだわ。

客入りはヴィシニョーワ・ガラやロパートキナ・ガラよりは良くて、8割強くらい。だからトイレの列も長くならないし、25分の休憩はやっぱり長すぎる~ 開演も毎回5分以上遅れるし、結構マッタリした。会社帰りに駆け込んでたときは、開演が遅れることはありがたかったんだけどね・・・

幕ごとの花束贈呈(女性宛のみ)があったんだけど、ガラで幕ごとに花束贈呈する演出って多分初めて見た。盛り上がって拍手してんのに、ヨタヨタ歩いて花束もってくる人がいるとテンションが落ちるし、不要なんじゃないかなぁ。一番妙だったのが2幕の最後で、2幕に出た主要ダンサーが全員衣装のまま出てきて花束を渡してたんだけど、花束が1個余っちゃって袖にもって帰るというお間抜け。当初予定と違ったのかもしれないけど、出る前にちゃんと確認すればいいのに。

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11/30木 ロパートキナのすべて

ヴィシニョーワ公演と同じか、+0.5割増くらいの客入り。もったいないなー。
ガラとはいえ、全幕の舞台装置と同じかそれに近い状態で上演してくれるので、いろんな演目が全幕仕様で観られてオトク感も倍増なのに。

気に入った順は、ダイヤモンド→ライモンダ→パキータ。

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11/29水 ヴィシニョーワのすべて

客席がガラガラでもったいない~。サイドは1階は半分も埋まってないし、2-4階なんて2,3割しか埋まってない。上層階のセンターも、見えた範囲では空席のほうが多いし。やっぱり値段と曜日(平日)がネックなのか。私は3つのガラと海賊1回、白鳥2回、と6回観にいくので、S1枚、B2枚、C3枚(ガラ)という節約モード(それでもトータル78,000円。ひぃ~)。C席は4階サイドなんだけど、Webで予約しようとしたら舞台に近いけど見切れる範囲の広い席しか出てこなかったので、舞台から遠いけどセンターに近くて見切れる範囲の少なそうな場所を電話で指定してチケットを買ったら大当たり!ほとんどノンストレスで観ることができたので、お得だった。

この日の公演で気に入った順番は、シンデレラ→バヤデルカ→ルビー。上演順と同じ。
ガラ公演とはいえ、バヤとルビーはセットつきというゴージャスさで、大満足!

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11/19日 新国立「白鳥の湖」(寺島、逸見)

3日間観て、この日が一番楽しめた。やっぱり座席の位置(今日は1階席でよく見えた)は重要だと再認識した。コールドを観るには上方階のほうが良いから、複数回みるなら1階席と2階席で観るというのがベストだろうな。でも私は貧乏性なので、2階席センターはチケット値段が一番高く設定されてるから、どうせ一番高い席なら1階席にしよう、とついつい思ってしまう。

この日のブラヴォー!は逸見王子。やっぱりスタイル良くてラインがきれいなダンサーは良いですね~日本人ダンサーにしては珍しく、アラベスクのラインがきれいに見えた。一番よかったのは1幕で友人たちと戯れてる場面。笑顔の作り方や仕草が、若い王子の無邪気な様相をよく表していて、上手いなーと思った。版は違えど、さすがに白鳥の王子は慣れてるんだろうな。山本さんの王子は私にはあまりヒットしないんだけど、もしかしたら顔のつくり方が苦手なのかもしれない。山本さんっていつも顔が上向きで、そのせいで目が閉じてるように見える印象がある。

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11/18土 新国立「白鳥の湖」(酒井、山本)

新国立の白鳥は、1幕が一番好きだな~ ベテランソリストで固めた王子の友人たちの優雅な踊りが、とっても好き。特に女性陣の上半身とアームスの動きが醸し出す、何ともいえない上品な空間は、他のバレエ団では見られないもの。同様の雰囲気が観られるという意味では、花嫁候補の踊りも好き。

あとこの日は4階席のセンターだったので、コールドのフォーメーションがよく見えた。1幕の友人たち(貴族)+ペザント(?)軍団も、上から見ると全くワサワサしてなくてすっきり見えるし、なかなか面白いフォーメーションだった。2幕と4幕の白鳥たちも、初日はちょっとバタバタしてるように見えたけど、この日はいつもの新国立らしい、よく揃ってて、かつ情感あふれる美しいコールドになってて素晴らしかった。

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11/17金 東京バレエ団「ドナウの娘」(吉岡、後藤)

暗くない「ジゼル」って感じ。1幕前半の舞台セットや母親が登場するあたり、ルドルフとフルールデシャンのやりとり含めて、ジゼル1幕によく似てる。1幕の最後に狂乱シーンみたいなのもあるし。2幕も設定は違えど、妖精のボスが出てきて白い世界になるという意味では同じ。音楽もジゼルっぽいなーと思ったら、やっぱりアダンだった。

全体的な感想としては、はっきり言ってあまり面白くなかったなー。ジゼルに似てるとはいっても、ジゼルのような色々な解釈が成り立つような深みは皆無で、ストーリーもあまりにも単純。単純なストーリーに長々と踊りが振付けられているので、退屈してしまう。1幕後半のお城の場面も、顔を隠して脚が悪いふりをすることで男爵から嫌われようとするなんて、何か変。

2幕の川底の場面は、ゆったりとした水の流れの雰囲気がよく出るような、舞台セットと照明が素敵だった。

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11/14火 Kバレエ「二羽の鳩」「三人姉妹」

「二羽の鳩」
振付:サー・フレデリック・アシュトン
音楽:アンドレ・メサジェ
美術:ジャック・デュポン

少女:吉田都
青年:輪島拓哉
ジプシーの少女:松岡梨絵
ジプシーの愛人:ドゥ・ハイ
ジプシーの少年:アレクサンドル・ブーベル

吉田都さん、可愛い! 1幕なんて、出ずっぱりの踊りっぱなしだし、40歳にはとても見えない。両腕を腰の裏側にあてて前後にゆらす、あの特徴的な動きも、友人役のダンサーたちとは雲泥の差の愛らしさ。バレエを観ていて、久々に幸せ~な気分を味わいました。

2幕のジプシーの場は、はっきり言ってつまらなかった。アンサンブルとして揃えるような踊りではないけど、いくらなんでもバラバラすぎ。音についていけてないダンサー多数。迫力も足りなかったし。ジプシー女の松岡さんと、ジプシーの少年役のダンサーは良かった。

そして2幕の最後、青年(輪島さん)が戻ってきてからのパドドゥが泣ける~ 静かな幸福感を確かめ合う穏やかな踊りが、なんとも感動的。これは都さんの力量ですね。

鳩さんは、椅子の上にとまるのが望ましい姿だったかと思うけど、この日の鳩さんは残念ながら二羽が仲良く床の上に並んで幕切れとなった。でも、これはこれで可愛らしかった。

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11/12日 新国立「白鳥の湖」(ザハロワ、マトヴィエンコ)

率直な感想として、これならセルゲイエフ版のままでも十分良かったのでは?と思った。衣装も演出も舞台美術も、特に不満なく好きだったし。今回の演出は今までのセルゲイエフ版をベースにしているということで、いくつか特徴はあったものの、基本的にはオリジナル感はほとんどない。確かに衣装や舞台美術、照明は素敵だったけど。

新国立オリジナル版の古典といえばバヤとライモンダがあるけど、この2つはもともと他のバレエ団も含めて上演回数が多い演目でもなく、これが定番!みたいな版があるわけでもないし、衣装も舞台美術も素晴らしいので、私はとても好きな作品。

ただ今回の白鳥は、別に悪くはなかったけど、これの改訂演出にお金をかけるならロミジュリやマノンの再演のほうが嬉しいし、それこそ椿姫とかオネーギンみたいなのにチャレンジするほうがファンとしてはありがたい、と思ってしまう。古典なら、くるみをもっと面白くするとか、ね。

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10/15(日)ルジマトフ「シェヘラザード」(w/ザハロワ)

頭痛がひどく、身体が熱っぽい感じで、とーっても眠くて体調が悪かったけど、前に評判が良かった公演で楽しみにしていたので、観にいった。

でもやっぱり体調悪いときって、何を見ても感動できない・・・・
座席も悪かったし。会場もチープな匂いがプンプンする新宿文化センターだし。
ということで、演目と一口メモだけ。

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10/9祝月 新国立ライモンダ(ザハロワ、コルスンツェフ)

ザハロワは溜息モノの造形美でした・・・
世界のプリマはこれくらいの身体能力が必要だ、と言わんばかり。
脚の高さとか背中の柔らかさとかに文句のつけようもないし、ひたすら美しい女神様を見ていた、という感じ。特にアティテュードのラインの美しさは、寺島さんやさいとうさんのときは物足りなかったので、今日はたっぷり堪能した。

コルスンツェフは、ラインもきれいだし(でも最上級のきれいさではない)踊りもさすがキーロフのプリンシパル!という感じで、全てにおいて手堅くまとめてるんだけど、やっぱり地味。ジャン・ド・ブリエンヌってこういう役回りなのかなぁ?でも山本さんのジャンには地味な印象を持たなかったんだけど。

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10/8日 新国立ライモンダ(さいとう、逸見)

今日は大失敗!なんと開演時間を1時間勘違いしていた。前に会場を間違えたことは1回あったけど(本当は上野なのにオーチャードに行ってしまったことあり)、時間を間違えたのは初めて。見られたのは、夢の場の第2ヴァリエーションからでした・・・

さいとうさんは、さすがにライモンダは荷が重かったか?珍しくポワントに立ち損ねるようなミスもあったし、寺島ひろみさんのゴージャスさを観た後では小粒感が否めない。可愛いんだけどね。

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10/5木 新国立ライモンダ(寺島、山本)

初日の公演に行ってきました。シーズン開幕だからかどうか、正面玄関にはなんと赤絨毯が引いてあって、衛兵さんみたいなコスチュームの人も立っていて、なかなか興味深い光景だった。雨だったのが残念。

公演の内容は、再演とは言え、初日とは思えないほど完成度が高く、いい気分で帰宅することができました。

主役の寺島ひろみさんは、完璧ですね。あれほどハードな演目なのに、特に技術面での破綻が全くなかった。通常、どんな世界的ダンサーでも回転の着地がトントンしちゃうとか、サポートの軸がずれたり、という現象は頻繁に見られると思うけど、その手のミスが全然なかった。スタイルは良いし、華もあるし、アラベスクのラインもきれいだし、見ていて本当にうっとりした。アブデラクマンに困惑する表情も可愛かったな。難を言えば、ポワントがキュッとした音を立ててたことと、あとは、何といえばいいのか、圧倒的な「突き抜け感」みたいなものが足りないかも。脚が高く上がればいいってもんではないけど、もっと上がるように思うし。

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8/17木 ジゼル(ヴィシニョーワ、マラーホフ)

東北方面への出張から新幹線で帰ってきて、上野で降りてそのまま会場へ。昨晩熟睡できなかったので、新幹線の中で眠っておこうと思ったら全然眠れず、バレエの途中で眠くなるなーと覚悟してたんだけど、この日は全然そんなことにならず、完全覚醒で十分舞台を堪能できた。カーテンコールも拍手が鳴り止まず、随分長く続いていた。最後は観客総立ちだった。ルグリの日のカーテンコールも総立ちで長く続いてたけど、どっちが長かったのかな~

さて、この日はBプロ眠りのときとは打って変わって、マラーホフが絶好調。登場の瞬間から、歩き方、佇まい、すべてが美しい~ やっぱり全幕のほうが良いんだろうか。

役作りはルグリとは正反対で、最初から真摯にジゼルを愛するアルブレヒト。狂乱の場でも、ウィルフリードに渾身の力で止められつつ、ずっと駆け寄ろうとしてたし。ヴィシニョーワのジゼルとも熱々カップルで、まるで会話が聞こえてきそうなほどだった。ヴィシニョーワのジゼルからは、死語だけど「胸キュン」という単語を思い出した。この2人の組合せの踊りは、本当に好きだなーと思う。(オレリー&ルグリのペアも好き。コジョカルでなくオレリーで見たかった)

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8/12土 Kバレエ「トリプルビル」

セレナーデと中村さんの若者と死を見たかったので、バレエ公演ラッシュの8月に合間を縫って見に行った。しかしKバレエは、チケット代金設定がいつも高い。一番安い席でも1万円だからね~ でもまぁ、全体的に見ごたえある公演で、楽しめたから良かった。

ただ、客層が微妙だった。明らかに熊川ファンでもバレエファンでもない層が大量にいたけど、なぜだろう。休憩時間に聞こえてきた声では、「次も寝ちゃいそう」「中は暑いから次見ないでロビーの涼しいところで休んでるわ」、友人に携帯に電話して「今熊川哲也のバレエ見に来てるの、ちょーウケるでしょー!」とか。謎だなー。タダ券でも配ってたのだろうか?

そうそう、あと拍手を強要するかのように何度も幕を開けるの、やめてほしい。いや十分いいものを見せてもらってるから拍手は心からしてるけど、よーっぽど感動しない限り、通常はせいぜい2-3回だと思うのね。次第に拍手の音も小さくなってきてるのに、それでも幕を開け続ける判断をしている人は、どういうつもりなんだろう。「若者と死」のときは、明らかに拍手の音が他の2演目と違ってたから、何度にもわたるカーテンコールも納得だけど。

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8/10木 世界バレエフェスBプロ

1週間以上経ってしまって記憶が薄れつつあるけど、簡略感想をメモっときます。

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8/15火 ジゼル(コジョカル、ルグリ) 一言だけ

体調悪くて眠くなったりしたけど、とりあえず一言だけ。

ルグリのプロフェッショナル魂を見た!
ツボだったところ。
・1幕:コジョカルのジゼルを思いっきり田舎の純朴娘扱いした、遊び人っぷり
・2幕:踊りが冴えまくり(というか精魂こもってた!) &踊り疲れて倒れこんだあと、拍手に応えるために上半身だけ起き上がってアームスだけで応えてから、またバタリと倒れたところ

コジョカルはやっぱり苦手、と再認識した。その理由は、
・音楽にあわせずに勝手に自分のリズムで踊ってるように見えるところが目に付く(シューズの音も結構うるさいので、靴音と音楽とのズレが目立つ)
・ポールドブラが必要以上にフワフワしてる
まぁ、好みの問題でしょうけど。

2007/8/15(火)18:30開演 東京文化会館 1階後方センター

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8/13日 世界バレエフェス・ガラ

Bプロの感想とKバレエの感想をまだ書いてないけど、とりいそぎガラの感想。
特に気に入ったのは、この3つかな。
・オレリー&ルグリ「椿姫」第2幕より
・ドヴォロヴェンコ&カレーニヨ「くるみ割り人形」
・フェリ&テューズリー「ロミジュリ」バルコニーシーン

フェス全体を通して、なんとなく感動度が薄い結果になって、あっさりと終わってしまった感じ。私の精神状態が今そういう時期なんだろうか・・・
あとジゼル2つあるけど、感動できるといいな。

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8/6日 世界バレエフェスAプロ

やっとAプロの感想を書けた~早くAプロとBプロを書き上げないと、土曜日はKバレエ、日曜日はガラ、来週はジゼル2つ、と続くので、大変!

簡単な一口感想。超個人的好みで◎○△×の4段階評価してます。
◎面白い/感動した/また見たい。
○満足/良いものを見た。
△悪くないけど、好きじゃない
×理解不能/嫌い

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8/4金 スタダンくるみ(吉田都、ボネッリ)

吉田都さんはやっぱり素敵だった。出てきたとたん、会場の雰囲気が一気に変わったもの。あの音楽に合わせて緩急のついたメリハリある踊りと、なんともいえない上品さは他のダンサーではなかなか見られないと思う。

コーダでは、斜め後方からグランフェッテしながら斜めのラインに進んで真ん中までくるというワザを披露。

この版の金平糖はグランパドドゥからフィナーレまでしか出てこないので、踊りが少ししか見られなくて残念。
いつまで都さんの踊り見られるのかな・・・眠りや白鳥はもう踊らないとのことで、哀しい。

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7/15土 小林「コンチェルト」「The Invitation」「チェックメイト」

小林紀子バレエ・シアターのトリプルビルは、演目が魅力的なので、最近ときどき観にいっている。
今回は、全部初めて見る作品。特に「The Invitation」はテーマが独特で、かつ去年の初演で話題になったので楽しみにしてた。
一番楽しめたのは、「コンチェルト」かな。
ひとつずつ感想を。

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6/25日 新国立ジゼル(さいとう、山本)

新国立らしい、良い雰囲気の公演だった。

さいとうさんのジゼル、若いしどうかと思ってけど、かなり良かった。1幕の村娘は「素」で可愛いし、狂乱シーンも過剰にならない程度で、ごくごく自然。2幕でも、身体のラインや上半身のちょっとした動作で、アルベルトを守る純粋な心が見えるように身体表現されてた。瓜実系のお顔も、2幕のジゼルの雰囲気にぴったり。

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ベジャール「愛、それはダンス」6/23金

ベジャールの過去の作品を抜粋してつなげて上演するというもので、またつぎはぎ作品か・・・と思って期待してなかったんだけど、さすがにベジャール作品、かなり楽しめた。

ブレルとバルバラでは、キャスト表上のダンサーから急遽、ジル・ロマンに変更ということになって、場内アナウンスの際は拍手が出た。そのうえ、ブレルとバルバラの中のひとつであるらしい「エレガンスをもって」も追加で踊ってくれた。

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ベジャールバレエ「バレエ・フォー・ライフ」6/18日

最初と最後が感動的。特に最後なんて、3列くらいに並んだダンサーたちが手をつないでゆっくり前にあるいてくるだけなのに、なぜあんなに感動的なんだろう。

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新国立こうもり(湯川、山本、八幡)5/28日

(半年近く経ってから、思い出しながら書いてます。記:2006/11/4)

湯川さんの踊りはかなり好きだけど、今回ばかりはフェリの素晴らしさを再認識する結果となった。
フェリの日の感想では、フェリについてちょっと否定的な内容を書いてしまったけど、それはやっぱり期待度が高いから。こうして他のダンサーと比較してみると、やっぱりフェリの女優っぷりというか、細かい仕草とか演出(自身の工夫と思われるもの)とか、考えつくされた自然な演技の凄さが良く分かる。
もちろん、湯川さんのベラにどこか不満があったわけじゃなくて、とても魅力的だったし、観にいって十分楽しめたのは確か。

山本さんはこういう演劇的な役だと、クラシックの王子様役より、ずっと素敵。クラシックだと弱く見えるテクニックも、こういう作品では全く気にならないし。むしろ上手いとさえ見える。

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新国立こうもり(フェリ、テューズリー、小嶋)5/21日

今回で3回目の上演で毎回見てきたけど、初演のときの感動がだんだん薄れていくような気が。
いや、普通に楽しいバレエだとは思うんだけど、今回は「うわぁ~楽しかったな~いい時間をすごせたな~」という盛り上がりに欠けた。アンサンブルとしての一体感が落ちてるようにも見えたし。特に2幕がつまらなかったな。隣の人、寝てたし。

久々にメインキャラで踊る小嶋さんを見られたのが、一番良かった。全盛期のような目の覚めるような踊りではないにしても、それでも他の新国立ダンサーよりは上だと思う。それに、細かいステップとか演技の見せ方がとっても上手い。

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ファラオの娘(アレクサンドロワ、ツィスカリーゼ、ヤツェンコ) 5/10水

やっと感想書けた!

眠かった~ 久々にバレエ公演中にかなり眠くなった公演でした。

理由1.主役ダンサーがお目当てじゃなかった(アレクサンドロワ好きじゃないのに、結局バヤ2回と合わせて毎回見る羽目に)
理由2.録画した映像をもってるのに予習をしていなかったのと、パンフはバヤのとき買ったけどファラオの娘のあらすじを読んでいなかったので、ストーリーがいまいちピンと来ず。まぁなんとなくは分かったけど、しょーもないストーリーだよね。
理由3.午前中、午後1、午後2と会議が3本はいっていて、最後のクライアント先での会議が終わったのが18時。急いで会場へ駆け込んだので、とっても疲れていた。

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ボリショイ・バヤ(グラチョーワ、ネポロージニー、アレクサンドロワ)5/4ソワレ

グラチョーワ、やっぱり良かった!
そうそう、コレが観たかったの~という感じの期待通りの踊り。

1幕で登場して最初の踊りや2幕婚約式での踊りが、なんとも私好みの情感あふれるネチっこさ。アームスだけじゃなくて上半身全体が使い方が大きいのと、表情の作り方が丁寧に計算あれてる感じなのね。
逢引シーンでは、恋人に逢えた喜びあふれる演技がちゃんと伝わってきて、ネポロージニーのソロルとも恋人同士に見えた。

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ボリショイ・バヤ 5/3(ザハロワ、ツィスカリーゼ、アレクサンドロワ)

面白かった~ さすがボリショイ!
踊りだけで十分楽しませてくれます。これだけ踊ってくれれば、ドラマなんてどうでもいいって感じ。影の王国も身体の使い方が大きい上に、とても揃っていて美しい。キーロフならともかく、ボリショイのコールドに感動するとは、想像してなかった。影のソリスト3人は、配役をみるとコールドの人たちなのに踊りは完璧。これぞボリショイの底力?

数人で踊るようなところ(ジャンペとか太鼓でさえも!)でも、もちろん画一的に揃ってるわけではなく、音の取り方とか脚や腕の高さ、角度が同じなので、見ていてスッキリ気持ちよい。

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パリオペ・パキータ(デュポン、ベランガール)4/30

ルグリ降板のショックはあったけど、怪我から復帰後のオレリーの踊りは絶品なので、とっても楽しみにしていた。そして、オレリーは期待通りのパフォーマンスを見せてくれて、大満足!

代役となったリュシアン役のベランガールは、ちょっと存在感が足りないかな。特に1幕なんて、オレリーのパキータとパケットのイニゴのやりとりばかりが目立って、バレエらしい上品さを残しつつのドタバタコメディが楽しかった。オレリーの踊りは、一つ一つのステップに完璧に余裕があるので、コメディな演技もとっても自然。細かい足技や回転系のステップなんかも、惚れ惚れするくらい美しい。ジプシー娘のときも、生まれは高貴という雰囲気を感じさせる演技。皆から一目置かれた人気者って感じかな。

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パリオペ白鳥 4/22夜(ジロ、マルティネズ、パケット)

この日のチケットは当初ベラルビ目当てで買ったわけだけど、ヌレエフ版の全体的に暗くて重苦しい感じの演出と、パの詰まった振付を踊りこなすダンサーたち、マルティネズとドロテの踊りにパケットの存在感に、大満足の舞台でした。

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東京バレエ団ベジャールプロ 4/14金

フォーキンプロよりも楽しかったベジャールプロ。
やっぱりベジャールを踊る東京バレエ団、好きだな~

「ペトルーシュカ」
振付:モーリス・ベジャール  音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー

青年: 古川和則
若い娘: 井脇幸江
友人: 大嶋正樹
魔術師:高岸直樹
三つの影: 高橋竜太 平野玲 中島周
四人の男: 氷室友 辰巳一政 長瀬直義 小笠原亮
四人の若い娘:高村順子 門西雅美 小出領子 長谷川智佳子

「ギリシャの踊り」
振付:モーリス・ベジャール  音楽:ミキス・テオドラキス

Ⅰイントロダクション
Ⅱパ・ド・ドゥ(二人の若者) :高橋竜太-小笠原亮
Ⅲ娘たちの踊り
Ⅳ若者たちの踊り
Ⅴパ・ド・ドゥ:高村順子-平野玲
Ⅵハサピコ :吉岡美佳?後藤晴雄
Ⅶテーマとヴァリエーション
ソロ:首藤康之
パ・ド・セット:小出領子、門西雅美、長谷川智佳子、西村真由美、
 乾友子、田中結子、吉川留衣
フィナーレ :全員

「ボレロ」
振付:モーリス・ベジャール  音楽:モーリス・ラヴェル

上野水香

大嶋正樹 古川和則 平野玲 中島周

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東京バレエ団「ディアギレフ・プロ」4/9(日)

東京バレエ団 《ベジャール=ディアギレフ》 ディアギレフ・プロ

牧神の午後(振付:ヴァツラフ・ニジンスキー、音楽:クロード・ドビュッシー)
薔薇の精(振付:ミハイル・フォーキン、音楽:カール・マリア・フォン・ウェーバー(編曲:L.H.ベルリオーズ))
ペトルーシュカ(振付:ミハイル・フォーキン、音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー)

休憩も含んで、全体で1時間40分というコンパクト上演。
どうせなら過去上演したことのある「結婚」もやってほしかったな。

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新国立「ナチョ・ドゥアトの世界」3/26日

やっぱりドゥエンデが一番楽しかった。動きも激しいし、フォルムが独特で面白いのです。
この作品は2002年の初演のときも衝撃を受けたっけ。

配役表をみると、湯川さんと山本さん、3作品とも出演!
休憩時間20分しかないのに、すごすぎる~

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Kバレエ「コッペリア」(神戸、芳賀)3/19日

コッペリアの全幕を見るのは、何回目だろう?多分とても少ないと思う。前に見たのは、スタダンのピーターライト版だけど、もしかしてそのときが初めてで今回が2回目かも。

とても楽しい舞台だった。スワニルダの神戸さんも可愛らしかったし、芳賀さんも奮闘してずいぶん弾けてた。男性ダンサーたちが踊りまくるシーンも多くて、さすが熊川版。フランツの友人の中でも中心的な位置にいた長身の日本人ダンサー2人がとても目立っていて、長身男性ダンサーが不足気味の新国立に分けてあげたい!としょーもないことを思いながら見てた。

でもこの作品の目玉は、コッペリウス博士でしょう!ヨタヨタした歩き方や前かがみ気味の姿勢、仕草が、まさに偏狭な博士な雰囲気を出しているんだけど、とっても可愛らしい。1週間前にブルーバードを踊ったのと同じ人(キャシディ)が演じてるとは、驚きです。カーテンコールでもずっと演技したままで、最後はカーテンコール中なのに自分の家に帰っちゃった。

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牧「ア ビアント」(吉田、テューズリー)3/16木

追悼公演だし、50周年記念だし、全くの新作だし、とても期待していたんだけど、、、
都さんのピュアな優しい感性で、何とかもってた舞台だった。

都さんはほぼ出ずっぱりで、人となり(勝手に想像している)がストレートに舞台に現れるような素敵な存在感で舞台を支配しているんだけど、あまりこれといった見せ場がなかった感じなのが残念。これはこの作品全体にいえることだけど。でもなんだかんだ言っても、2幕の最後のパドドゥは感動的で、都さんが、派手ではないけれどもとても丁寧で繊細な身体表現で伝えてくれる感情に、涙ぐみそうになった。

カーテンコールには関係者が舞台に勢ぞろいして盛大な拍手が起こったけど、でも実際には拍手も結構すぐ止んでしまって、とても短いカーテンコールで終わったのが、一般観客の素直な感想を表してるような気がする。最後はいい余韻で舞台が終わったのに、都さんに対して何だか申し訳なかった・・・

衣装は、新国立のこうもりやライモンダの衣装も手がけてるルイザ・スピナテッリで、とても素敵。基本的に1人の登場人物につき、ずっと同じ衣装だった。舞台装置は大掛かりなものは何もなく、基本的には何枚かの大きな背景画を場面によって入れ替えたりするだけ。照明効果もあって、光のあたった優しい風景が印象に残った。

ストーリーは、島田雅彦原作。きっとあらすじを読んでおかないと分からないだろうと思って、早めに仕事をきりあげて会場にいってプログラムを読んでおいたんだけど、正解だった。ファンタジーだから、読まなくても雰囲気でだいたい分かるとは思うけど、でもきっとなぜサッカーの試合が始まるのかはプログラムを読んでおかないと分かるまい(笑)

問題は音楽。とっても苦手だった。シンセサイザーが使われていることもあって、テレビのドキュメンタリーのバックグラウンド音楽みたいなところがあって・・・1幕だと4場で躍動感のある音楽になったけど、それより前は、まったりと流れてる感じの音楽だったので、踊りにくいんじゃないかなー、バレエ作品のために作った音楽には思えないなー、などと思った。

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Kバレエ眠り(デュランテ、熊川)3/10金

国際フォーラムCホール来たのは初めてか、あるいはとても久しぶりか。ゆうぽうとと同じ位の収容人数かな。Cホールは3階席まであったけど、縦がゆうぽうとより短い感じがする。それにしても、分かりにくい構造のホールだな。案内板に大きい字で書いてあるのが扉番号だから分かりにくいのよね。扉番号なんて、たいていチケットには書いてないから意味ないのに。
ホワイエのカフェは帝国ホテルと書いてあって、サンドイッチの盛り付けも洒落ていて美味しそう。食べなかったから、実際どうなのかは分からないけど。

さて感想。
Kバレエの全幕作品の中でも、これはあまり私の好みじゃなかった。
振付演出は、基本的にはオーソドックスなラインは外れてないんだけど、一番ナゾだったのはプロローグ。舞台はお城の庭っぽくて、全体の色彩は衣装も含めて緑系統。そして妖精たちの踊る順番が違っていたことに驚いた。普通は、優しさ→元気→鷹揚→呑気→勇気だけど、Kバレエ版では元気→鷹揚→優しさ→勇気→呑気 になってた。音楽の流れがアレっ違うと思ったら、こういう順番で続いた。これはどういうことなのかしらん?それに、リラも含めてこの妖精たちはクラシックチュチュではなくて、膝丈くらいのフワフワなチュチュ。リラの精のお付きの群舞はクラシックチュチュだった。

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マラーホフの贈り物Bプロ 3/9木

Bプロのマラーホフは、3演目ともマラーホフが踊るのを初めて見る演目だったので、なんとなくお得感があった。しかし、いままで必死に否定しようとしてきたけど、やっぱりお疲れというか衰えを感じさせてしまう踊りなのが、とても哀しい。いや、むしろ全力で踊ってない、という感じかな。勿論、手を抜いているとは思わないけど、体力を温存しながら踊ってるように見える。

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マラーホフの贈り物Aプロ(2/24金)続き

8ヶ月以上経ってしまったけど、当時メモっておいた内容を整理して、載せておきます。(記:2006/11/4)

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マラーホフの贈り物Aプロ(2/24金)

白鳥2幕でのマラーホフ、そうそう、これが観たかったの~
これだけで十分満足だったけど、ガラとして長すぎもせず出演者も8名と少なめな濃い舞台構成に、良い舞台を観たなーといい気分で会場をあとにしました。

出演予定だったクライエフスキーが直前に怪我をしたということで、演目がひとつ減った代わりに、フィナーレをやることにした、とのこと。このフィナーレもマラーホフらしく派手すぎないけど、見せるところは見せる感じで、マラーホフの美しいジャンプも堪能できました。このAプロではそういえばクラシックのヴァリエーションみたいな踊りはマラーホフは踊らなかったから、フィナーレでの踊りは嬉しかったな。あとは「ヴォヤージュ」のカーテンコールの最後に、180度開脚のきれいなジャンプで登場してくれた。

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東京バレエ団「眠り」2/19日(吉岡、マラーホフ)

随分エキセントリックな眠りだった。
まず、衣装と美術。ダンスマガジンやチラシで大体知ってはいたものの、やはり舞台でみると圧倒される。ちょっと凝りすぎのような。プロローグと3幕では、舞台装置は緑色の生け垣全体にピンク色のバラがくくりつけられていて、紫とピンクベースの衣装のダンサーと背景とのコントラストが曖昧になってしまって、目がチカチカする。床は緑色のリノリウムだったと思う。写真でみるとオーロラの衣装ってバラのプリント柄でなかなか華やかだけど、客席からオペラグラスなしで見てると、オーロラの衣装が一番地味に見えてしまう。この眠り、全体的には一見ゴージャスだけど、実はそれほどお金がかかっていないのかもしれない。というのは、衣装も装置も幕を通してほとんど同じだったから(オーロラを除く)。

休憩は1回で、プロローグ+1幕で70分、2幕+3幕で60分の構成。今までの東京バレエ団の眠りと同様に狩の場はないし、幻影の場の群舞もなく、随分コンパクトになっていた。このマラーホフ版は眠りを観にいこうと思って観にいく作品ではないな、と。これはこれで面白いと思うし、ベルリンという新興バレエ団にとってはちょうど良い構成なのかも、と思ったりもするけど、私が眠りを観に行くときに期待するものは、あまりこの作品にはなかった。音楽の使い方、つなぎ方が、かなり自分の思っているのと違うところがあって、違和感もあるし。
あ、でも眠りの大きな構成とか有名な振付などは概ね同じだと思う。

吉岡さんはかなり不調だったのかな。ローズのヴァリエーションではピルエットのダブルの着地がかなり危うかったし、男性のサポートで回るピルエットなんて、男性に無理やり回してもらってるのがありありと分かった。花を一本ずつ受け取るところでは、途中で落っことしそうになってたし、かなりハラハラしてしまった。1人で踊ってるときのラインはとっても繊細できれいなんだけど。

マラーホフは、もう歩いたり立ってるだけで王子様。踊りの勢いは全盛期と比べれば落ちてるのは確かだけど、それでも登場時のジャンプはハッとするほとキレイ。ヴァリエーションでも、崩れることのない端正な踊りに見入ったのでした。ツボだったのは、2幕の幻影の場の冒頭、ちょっと神経症気味な王子に見えたことと、3幕冒頭で王子が自分ではカラボスと戦わずにリラとその他妖精たちの影にしっかり隠れて、恐る恐るしてるところ。マラーホフぴったりはまってる!と思って。そりゃ自分で振付してるんだから当然だけど。他のダンサーがこの王子を踊るってあまり想像つかないな~

リラの上野さんは、踊り自体はとってもきれいなんだけど、私がリラに期待する優しい包容力なものはなかった。でもそれって、このマラーホフ版でのリラの位置づけがちょっと違うからなのかもしれない。踊りもたくさんあるけど狂言回し的な役割がかなり強くて、しかもとっても強いリラの精。眼力と立ち姿でカラボスをやっつけるの。

あと良かったのは、カラボス。男性が踊るんだけど、老婆ではなく、ヒール靴をはいた長身のダンサーが姿勢をピンとさせてるので格好いい。やりすぎか、っていうくらいの演技も上手い。ダンサーも楽しいだろうな、こういう役。
カタラビュットも細くて長身で若くて良い。いわゆるオジサンではない。衣装もピンク系で可愛いかった。
王様も同様に若い。若いとはいっても王様なんだから、もう少し貫禄は欲しかったけど。

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バレエの美神 2/5日

悪口を書いてるので、気になる方は読まないでください。

長かった~ 15時開演で2回の休憩を挟んで、終演が19時。
やっぱり光藍社のガラは危険だという不安が的中し、かなりダレました。
プリセツカヤのガラじゃないのに、なぜかプリセツカヤ座長公演みたいなカーテンコールになってたも変。プリセツカヤの存在には敬意を表するけどさ。

マールイのコールド付演目も多すぎ。3つもあった。バレエの美神っていうガラ公演なんだから、マールイのコールド付は1個でいいと思う。ゴージャスで良かったけど、公演全体が長くて・・・NBSのガラに出てくる東京バレエ団だって、たいてい1演目でしょう?
ちなみに本日のベストはドンキ夢の場、ワーストはピエトラガラ組。

以下、一言コメントです。

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新国立「白鳥」1/8日(昼:寺島、貝川、夜:酒井、山本)

やっぱり白鳥の湖っていいなぁ・・・
今日は新国立の白鳥ダブルヘッダーの日。両方とも日本人キャスト。
マチネはシーズンチケットで1階前方センターで、ソワレは3階席。
キャストは、主役以外、昼夜ともほとんど同じ。せっかくだから他のキャストも見たかったのに残念。

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1/6金マールイ「ラ・シルフィード」「騎兵隊の休息」

このバレエ団の全幕ものに、あまり感動した記憶のない私。2年前にプハチョフのジークフリートが良かった記憶しかない。観にいくときの自分のコンディションが悪いことが多いのかな。今日もそうだった。

本題に入ります。あまりいいことを書いてないので、気になる方は読まないでください。

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2005年の振り返りと2006年の目標(鑑賞編)

2005年に見に行った舞台の数は40。見に行った舞台は、このblogの本文エリアの一番上にあるタイトル一覧というリンクをクリックすると出てきます。

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12/18日 新国立くるみ(ヴィシニョーワ、ファジェーエフ)

前日のKバレエの洗練された演出とは異なり、古き良き時代って感じのワイノーネン版。去年は休憩2回の3幕構成でかなりつまらないと思ったけど、今回はヴィシニョーワのオーラと、1幕と2幕の連続上演の効果もあってか、かなり楽しめた。

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12/17土昼 Kバレエ くるみ(神戸・芳賀)

直前にチケットを取ったので、あまり良い席(4階L列)ではなかったけど、ゴージャスな舞台装置は十分堪能できました。

演出もストーリーがとても明確に構成されていて面白い。今回はバレエはほとんど見ない夫を連れて行ったけど、分かりやすい、と言ってたし。

しかーし。体調不良のため眠くって、主役二人の踊りにはあまり印象がない。芳賀さんの踊りはおおむねキレイ系なんだけど、この日は回転がかなり雑。

でも雪や花のワルツのコールドも、サイドから見ていても揃っていてキレイでした。

副智美さんのクララとキャシディのドロッセルマイヤーは、仲良しさんで、ほのぼのしました。

2005/12/17土 14:00開演 東京文化会館4階Lサイド

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11/20日 ギエムBプロ

テーマとヴァリエーション
これがテープ演奏なのは苦しいな。でも美しいクラシックに大満足。
上野さんは、踊りが正確で純粋にきれいだったけど、もうちょっと音楽を感じさせるといいのに、もったいない(数年前に新国立で見た宮内さんの踊りが、出だしのタンデュだけでも音楽的で素晴らしかった記憶あり)。高岸さんは、いつもどおり高岸さんっぽいダイナミックな踊りだけど、あまり感動的な踊りではない。というより、この人の踊りはもうたくさん観てきたから、あまり興味ないなぁ。芸術監督補でしょう?上野さんの相手役として必要なのかもしれないけど、むしろ若手で身長高そうな人(中島さんって以外と長身のような気がする)と組んで欲しいなー。しかしパドドゥでの二人の視線の絡め方は、なかなか色っぽく、男女の物語を感じさせるもので素敵でした。

以前は東京バレエ団のバランシンというと、あまりに機械的なコールドに幻滅したものだけど、この日のソリスト4組とコールドはとても良かった。音楽的にきびきび、しなる棒のように(褒め言葉です!)自在に動く手脚は、観ていてとても気持ちが良い。

残念だったのは、上野さんの純白チュチュと高岸さんの白タイツは、照明のせいもあると思うけど床が白っぽいので、上の席から見ると輪郭がちょっとはっきりしないことがあったこと。パンフ写真での女性主役(吉岡さん)の写真は、上半身が白でチュチュが青なんだけど、それとは違う衣装でした。

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11/18金 ギエム Aプロ

実はギエムのバレエを観ても、それほど感動したことがない私。
それでも「バレエの祭典」会員だし、ギエムが「小さい死」をどう踊るか興味あったし、「ギリシャの踊り」は大好きなので、楽しみにしてました。

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11/12土 ロミジュリ シュツットガルトバレエ(アマトリアン/フォーゲル)

2005/11/12土 13:30開演 東京文化会館 1階前方センターブロック

オネーギンは不完全燃焼だったけど、こちらは楽しめました。大満足というほどではなかったけれど、十分良い舞台でした。座席も良かったし。舞台鑑賞は1階席だったら10列目くらいが一番いいかな。1階席の後方とか2階以上だとオペラグラス使えばいいけど、1階席の真ん中くらいだと、表情は分からないし、オペラグラスを使うのもどうか、という位置だしね。

私にとっては初めてみるクランコ版ロミジュリ。ダンサーたちの評価は高いし(マラーホフはマクミラン版より感情移入しやすくて好き、とか言ってたような)、楽しみにしてたけど、なるほど、踊りの割合はマクミラン版よりも少なくて、踊り以外での演技の割合が多い感じ。リフトは多いけど、それほど複雑ではないし。これなら実年齢がおじさまになったダンサーでも踊れるかも!?

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オネーギン シュツットガルトバレエ

ギエム公演も始まるので、記憶の薄れないうちにアップしておきます。

2005/11/8火 18:30 東京文化会館 1階中ごろセンター
2005/11/10木 18:30 東京文化会館 3階センター

ルグリの日、両日見に行きました。
初日は、それまで期待が大きすぎたのか、結構期待はずれ感が。
勝手に「まだ観ぬ大作」なイメージが大きかったのと、あと大まかなあらすじはプログラムやダンスマガジンで押さえていたものの、原作も知らなかったし。

それなりに楽しめたけど、とりたてて感動しなかった。
ルグリのオネーギンは、都会人が田舎にやってきて、浮きまくってる感じや厭世感はよく出ていて、たたずまい自体は素敵でしたが、特に何かが伝わってくることもなく、割とあっさりと終わってしまったのでした・・・

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ルジマトフのすべて 11/5土

2005/11/5土 14:30 新宿文化センター 1階前方上手

久々に突っ込みどころ満載の公演でした。やっぱり光藍社のガラは危険だ・・・

悪口書いてるので、気になる方は読まないでください。悪口の原因の1/3は、座席が悪かったせいもあるかも。なぜかS席を取ってたみたいなんだけど(記憶にない)、すごく前の方の席で、しかも上手より。ダンサーを近くで見られるのはいいけど、つま先が切れたり、前の人の頭で視界が遮られてたり。ここはS席じゃないだろう、と思いました。

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新国立カルミナ・ブラーナ11/4金

2005/11/4(金) 新国立劇場オペラ劇場 3階センター

ライモンダ第1幕より夢の場

コールドの顔ぶれが随分変わった(研修所卒業生も含めて、この1,2年の新入団が大半)のでどうなるのか不安でしたが、心配無用!でした。相変わらず新国立のコールドは美しい。アームスのラインとか本当にきれいにそろっているんだけど、味気なさや画一的な感じは全くしないのはすごいと思います。メンバーが入れ替わってるのに維持できるのって、どうして?コールド指導に長けている教師がいるのか?それとも残っているベテラン勢が、いい雰囲気づくりとまとめ上げに寄与してるのか?

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東京バレエ団「M」

2005/10/30(日) 15:00 @ゆうぽうと

初演のときの映像をTV放映されたのを見たことがあるけど、生で見るのは初めて。映像で見たときの記憶もほとんどないので、初めて見るも同然。もともと私はこの手のベジャール作品は苦手なので眠くなるかと思ったけど、この作品はダンサーの力と美術の力でもって、本当に素晴らしいと思った。

まず幕開けの海のシーンの美しさは感動的。初演のときにダンスマガジンでこのシーンの写真を見たときの感動を思い出す。でも、下半身のハーレムパンツみたいなのは、立ち上がったときのシルエットがいまいちなので、変えて欲しい。せめてすそ広がりのぴちぴちパンツか、ロングタイトスカートがいいなー。

そして祖母の姿のシが少年を連れて登場。この老婆姿は、もっと研究してほしかった。老婆といえば、独特な背中から首、後頭部のラインというものがあると思うけど、それがまずなってなかったし、歩き方も普通の人だったし。

海上の月の小出領子さんは、凛とした姿の中にも暖かな丸みを感じさせる踊りで、この人のひとつひとつのポーズの絶妙なバランスは、やはりとても好き。首を傾ける角度ひとつとってみても、完璧なラインを描いてくれるのです。

禁色のシーンでは、井脇さんと上野水香さんの組合せが妖しげで良い。井脇さんの髪型(片山さ●き風)からして大人な雰囲気と、何も知らない純粋お嬢さん系のまっさらな雰囲気の上野さんは、演技というより、それぞれの個性がそのまんま、はまっている感じ。もう一人の高木綾さんは、きれいだけど、ちょっと印象薄かったかな。

あとは鹿鳴館の女性3人と男性4人の踊りも、キレがあってよかった。こんなに生き生きと踊れる人たちが、どうしてクラシック全幕になると、しぼむのかなー。男性4人のうち、真ん中を踊る人がダントツよかったけど、誰だろう。平野さんかな?

イチ、ニ、サンのベテラン勢の中では、木村さんの端正な踊りが印象の残りました。シはうーん・・・・一人だけ身体がひとまわり小さいのと、白塗りがあまり似合わないのが致命的かも。踊りはいいんだけど、あまり印象に残らず。

セバスチャンの大嶋さんは、パンフレットに載っていた写真を見ると、表情が病人のようにげっそりしていて大丈夫かなーと心配してしまったけど、舞台ではちゃんと踊っていてひと安心。セバスチャンとしてはどうかというと、筋肉のつきかたがあまり美しいとは思えなかったのと、あとあまり官能性を感じさせる踊りでなかったので、ちょっと好きになれなかったかな・・・あと一皮むけると、プリンシパル級になれると思うんだけど・・・

美術という意味では、少年自害のシーンで楯の会の制服姿の男性陣が桜の小枝をもって並んでいる姿はとても絵になっていたし、その後の桜吹雪と背景の色と照明の組合せが圧巻。

というわけで、丸2ヶ月ぶりくらいのバレエ鑑賞は、大満足。2日連続で見たいような作品ではないけれど、1,2年後に再演があればまた見に行こうと思いました。

11月はこのあと、新国立のカルミナ・ブラーナ、ルジマトフ、シュツットガルト・バレエ、ギエムを観にいきます。日本のバレエ団の公演で気になるのがいくつかあるんだけど、日程的&金銭的に微妙。なんでこう、11月に公演が固まってるんだろう!

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8/29月 放蕩息子 Kバレエカンパニー

仕事のケリがついたので、当日券で見に行きました。いい公演だったのに、2階席はかなり空席があって、もったいなかったです。

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8/19金 東京バレエ団眠り(上野、ガニオ)

パドカトルの上野さんはあまり良くなかったので、たいして期待はしていなかったのですが、いやいや、とても素晴らしいオーロラでした。
そういえば、マラーホフとの白鳥もとても感動したんだっけ。彼女はもしかして、小品よりも全幕主役のほうが、いい踊りをするタイプなのでしょうかね。

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8/16火 東京バレエ団眠り(小出、ルグリ)

東京文化会館 18:30開演 1階センター前方
 
すばらしい舞台でした!プリマ誕生の瞬間に立ち会えた、という感じ。小出さんはくるみの主役は経験済みで、確かにそのときも素晴らしいクララだったけど、所詮くるみはくるみ。やはり今回のオーロラ・デビューこそ、本当にクラシックバレエの真ん中を張れる人かどうか、試されるものだったんでしょう。そして結果は、期待以上!

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ユカリューシャ 8/14日

ユカリューシャ
8/14日 16:00 ゆうぽうと 1階前方上手サイド

とてもいい公演でした。どのくらいすごい賞を取ったのかは分からないけど、受賞記念というだけで、こんなにいい公演をしたってことは、引退のときはどうするんだろう。と思わせる舞台でした。

意外なことに、一番よかったのは「カルメン」。その次は「スプリング・アンド・フォール」。それから、「ラ・シルフィード」「パ・ド・カトル」「椿姫」の順。

上演順に感想を書きます。

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7/17夜ロイヤル「マノン」(ギエム、ムッル)

バッセルの日は泣けたが、ギエムの日は泣けなかった。というか、あまり感動できなかった。

うーん理由は何だろう?やっぱり2幕の娼館が冷たすぎたかな。ムッルはなんだか怒っているような感じだったし、ギエムは二人きりになったシーンでも全く嬉しい仕草をせず、冷静にどうすれば良いか計算してる感じで、トランプのズルをすすめるところに到っては、ただの狡猾な女にしか見えなかったし。

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7/15ロイヤル「マノン」(バッセル、ボッレ)

とても良い舞台でした。まともに見るのは、とても久しぶりでしたが、バッセルって、こんなにいいダンサーだったとは。

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都さんのシンデレラ

東京文化会館 18:30開演 1階下手

幸福感いっぱいで、涙が出てくるほど、すばらしい舞台でした!
本当に都さんの踊りって大好き。見ている人を幸せな気分にしてくれるの。

都さんの踊りは、一つ一つのパがクリア、かつ音楽的で、軸のぶれない安定感のあるもので、またアームスや上半身の身のこなしも、とても優雅。でもそれだけでは当然なく、なんといっても内面の輝きというのでしょうか、そういったものが踊りの役作りに反映されていて、それが何とも心地良いのです。

カーテンコールもとっても長く、客席に電気がついてからも何度も続きました。こんなに長いのは久しぶりだな。そして最後は、1階席総立ちのスタンディング・オベイジョン。

カーテンコールでは、アグリーシスターのダウエルが巨大扇子で都さんを隠しちゃおうとして、こらこらダメじゃないの、みたいな身振りを都さんがしてたのが可愛かった。

あとはその扇子で、ダウエルがネッリの頭をポンっと叩いてたり、とかして笑えました。

都さんがロイヤルの一員として日本で全幕を踊るのは、きっとこれが最後でしょうから(だってもう40歳くらいのはず)、ご本人も拍手の嵐に感極まっているようでした。

今日は本当にいい舞台を見せてもらいました!

さて、都さん以外について。
都さんのお相手ボネッリは、身長のバランスもよくて、踊りもきれいな方だし、良い感じでした。3幕が特に良かった。

あとは道化のダンサーが良かった。いかにもがんばってます風ではなく、軽やかに技を決め、さわやかな、チャーミングな道化で、私の好み。王子とかも踊れそう。

仙女や四季の精は、特別な印象はもちませんでした。

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セミオノワのシェヘラザード

メダリストたちの競演を見てきました。時間がないので、簡潔に。

セミオノワのシェヘラザードが素晴らしかった!見ていて鳥肌がたつほど。これだけのためにも観にいって損はないでしょう。このあと日本各地で公演があるので、迷っている方はぜひ行かれることをお勧めします。

まだ二十歳くらいのはずですが、あの色気は、とてもそうは見えません。目線や表情の作り方も、余裕しゃくしゃく。ぜい肉のまったくない、細くて美しい背筋と腹筋にも見惚れました。そしてなんといっても、柔らかい腰と背中の動きが、踊りの表情を豊かにしてたのは言うまでもありません。

彼女の踊りはいままでマラーホフ・ガラの純粋クラシックと先日のリング(ジークリンデの日)しか見ていませんが、それらよりもエキゾチックでアクの強い踊りのほうが断然似合ってますね~

ゼレンスキーもきれいな180度開脚ジャンプが健在で嬉しかった。

公演監督がアレクセイ・ファジェーチェフということで、アナニアシヴィリのガラ公演のようなエンディング演出がされていました。音楽は海賊のGPPDのコーダのもので、出演者が入れ替わり立ち代り、技を披露する、というもの。中でも圧巻だったのは、やはりセミオノワとゼレンスキー。セミオノワはグランフェッテをすべてダブルで16回まわってました!シェヘラザードのときはキラキラのバレエシューズだったのが、エンディングではトウシューズに履き替えてくれて。ゼレンスキーはアラスゴンドの超高速ターンで、最後は数えられないくらいのピルエットで締め。

実は仕事でミーティングが長引いて、1部はほとんど見られなかったのですが、セミオノワの踊りにとても感動したので、ゴキゲンで帰宅することができたのでした。

都さんの踊りも良かったけど、振付がちょいと中途半端で・・・ソフト・フォーサイスのような様相の部分は(精密の不安定なスリルを思い起こさせる部分あり)まあ良いとして、全く音楽性を無視した振付のせいで都さんの個性が無視されている部分があって、怒!せっかく音楽がマイケル・ナイマンだったのに~ マイケル・ナイマンの音楽でバレエ見るのははじめてのような気がする。

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6/21火 ベルリン「ラ・バヤデール」

初日と同じキャストで、もう一度見ました。3階センター。

4幕だけでおなかいっぱい。大満足です。
苦しむマラーホフの演技は最高に私のツボにはまったし(ちょっと猫背ぎみになっても絵になるところが好き)、亡霊となってもなお怨念の塊となっているヴィシニョーワのニキヤも怖くて良い。
もちろん、ガムザッディの激しい踊りも素晴らしかった。

パドトロワのところはラコット版シルフィードを、最後のシーンは若者と死を思い出してしまいました。

でもやっぱり影の王国はいまいち。
全員がスロープからおりたあとって、あんなに静止ポーズが多かったかなー?この場面でのエカルテ・デリエールのポーズは確かにすごく好きだけど、でも静止画の印象をもったことは今までありません。次のポーズに移る前の準備の時間が微妙に長くて、よーし脚をあげるぞ!という風に見えたんですよね・・・ 全体的に音に遅れ気味だったし。音楽が早くて、間に合わなかったのかもしれませんが。
ヴィシニョーワが出てくるまで、睡魔に襲われてました。

順番が逆ですが、壷の踊りもなんかフワフワしてメリハリがなく、あまり好きになれなかったです。新国立でみた寺島さんのほうが、ずっと可愛かったと思います。

あと、男性で思いっきりラインを取り外してる人がいた!3階席だったので、その辺が見えてしまいました。

衣装の色合いも、シックだけどゴージャスな舞台装置もとても素敵でした。

※初日の感想について、間違いを発見したので、修正しておきました。

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6/12 Kバレエ「白鳥の湖」

2005/6/12日 15:00 オーチャードホール 3階センター

オデット:ヴィヴィアナ・デュランテ
オディール:松岡梨絵
ジークフリート:熊川哲也
ロットバルト:スチュアート・キャシディ

5月に見た芳賀さんのジークフリートの踊りはあぶなっかしいところが多々あったけど、さすがに熊川さんだと、絶対的な安定感があります。それにジャンプの高さは健在.。これほど高いジャンプは、他のダンサーでは見たことはありません。3幕のヴァリエーションでは会場からドヨメキが起こりました。でも回転系はきれいではなかった・・・

3階から見ていたせいかもしれませんが、1~3幕ではあまり役の造形は伝わってこなかったです。でも4幕では踊りや身のこなしから、後悔や喪失感がはっきり分かったので、4幕はかなり過剰な演技をしてたのでしょうかね。4幕はとても感動的でした。

女性群舞がとてもきれいでした。結構そろっていたし、その揃い方もカウントで軍隊っぽさは全くなく、音楽性が感じられたのが良かったです。それに振付が2幕の部分でもかなり見慣れたものとは違っていて、三角形から楕円、円、蛇行、など、フォーメーション変化にいろいろな動きが見えました。

1幕のワルツや3幕の花嫁候補の踊りも、女性ダンサーたちは上品な振付を見事に体現していて、うっとり~ 新国立もそうだけど、ちゃんと資金があれば、団設立後、短期間でもバレエ団としてハイレベルな踊りが可能なんですね。

花嫁候補の踊りの衣装は、青やラヴェンダー色を基調として、みな少しずつデザインや色が違っていて、とても上品で素敵。この舞台の衣装のなかでは一番好きかも。

デュランテのオデットは叙情的で良かったけど、ラインの美しさという意味では康村さんのほうが上かな。康村さんは痩せすぎではあるけど。

オディールの松岡さんは、中村さんのを見てしまったあとでは分が悪い。きれいだけど、ちょっと物足りなさを感じてしまいます。

ロットバルトは5月に見たときも思ったけど、なんか印象が薄い。衣装の羽マントが大きすぎて、脚や腕の動きがとても小さく見えてしまうのです。特に2幕なんて舞台全体が暗いから、どう踊ってるのかさっぱり見えず、黒いカタマリが動いているだけ。ロットバルトは改善の余地あり、と思いました。

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ギエムの愛の物語 Bプロ 5/4

2005/5/4水祝 15:00 東京文化会館 1階真ん中あたり

すでに記憶が薄れつつありますが、これ以上薄れないうちにメモしておきます。

今回の公演での発見は、イザベル・シアラヴォラっていいなー、と。この人に関する事前知識は、結構ベテランな年齢のはずだけどようやく去年プルミエールにあがったこととか、マチューのプライヴェートでのパートナー、とか、踊りとは関係ないものだけだったんだけど、脚がきれいでしなやかで美しかったです。

三人姉妹
ギエムの静かな演技に心打たれました。またマルグリットとアルマンでも素晴らしい演技を見せてくれたダウエル、この作品でもまたいい味を出していて、凡庸ではあるけれど決して悪い人ではないのに、マーシャを退屈させ、浮気に走らせてしまうなんて、ほんとにお気の毒。赤鼻をつけるシーンなんて、もの哀しい。

ニコラ・ル・リシュのヴェルシーニンは、うーん、期待したほどではなかったかな。1ヶ月経って、感想を書くほどの記憶が残ってないし。

オリガ役は前回公演のときのニコラ・トラナのほうが良かったけど、イリーナは断然今回のシアラヴォラほうがいい。なんといっても、ギエムのマーシャの踊りに見劣りしなかったし、踊りの質が似ているのか、並んだ印象に違和感がなかったです。

カルメン

シアラヴォラは、パリオペらしい洗練されたカルメンでした。いままでみたアロンソ版カルメンの役作りとは随分雰囲気が違うような気もするが、これはこれで魅力的。ホセのムッルには特に何も感じなかったです。すみません。ムッルってなんか苦手なんですよね、なぜか。

コープの代役として来たアンダース・ノルドストロームは、パンフの写真はスマートで素敵なのに、実際はかなり太ももがむっちりしていて、重そうな、全然格好よくないエスカミリオでした。

田園の出来事

まず、淡いブルーが基調のセットの美しさに目を奪われました。
数年前のロイヤルの来日公演で見たことがあるはずなのだが、全く記憶にないので、初めて見る感覚。前半はストーリー展開を混ぜながら、各ダンサーの踊りが順番に披露されていくが、ツルゲーネフの原作を知らないので、ラキティンやマトヴェイの位置づけが分かりにくい。

コーリャのモンテッソはKバレエの人。息子役にしては老けてるような気がしたが、身長も小さめなのか、機敏に跳んで回って、役にピッタリでした。

小出さんのヴェラは、単に可愛いだけじゃなくて、こういう踊りも出来るんだーと改めて感動しました。ギエム演じる義母への嫉妬心などよく表現されていて、しかもギエムと対等に渡り合ってる!白に近い金髪のカツラは、1階の真ん中くらいから肉眼で見る限りでは、そんなに変でもなかったけど、どうせなら茶色とかのが良かったんじゃないかな。といってもそういうのは、勝手に変えられないのかもね。

ムッルのベリヤエフは実はあまり記憶に残ってないけれど、最後、帰りかけたベリヤエフが戻ってきて、椅子にもたれかかるギエムに背後からそっと近づいて、ガウンの紐に口づけをしバラを落として去っていくシーンが、とても絵になる素敵な光景で、目に焼きついてます。

<作品データ/配役>

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Kバレエ白鳥(康村、中村、芳賀)5/29日

2005/5/29日 15:00 ゆうぽうと 1階前方下手

オデット:康村和恵
オディール:中村祥子
ジークフリート:芳賀望

1幕も楽しかったし(音楽も早いし振りが通常よりも難しそう。トロワも良かった。芳賀さんはノーブルな王子というよりもみんなの人気者って感じ)、2幕の康村さんのオデットも繊細で素敵でした(マイムの表現が大きくて好き)が、なんといってもこの日の観客のココロをがっちり掴んで高揚感の渦に巻き込んだのは、中村さんのオディールでしょう!

それはそれは美しく、周囲を支配する圧倒的な存在感のあるオディールでした。天性の才能もあるのでしょうが、とても入念に計算された(いい意味ですよ!)演技だと感じました。テクニックは当然バッチリ、背中も柔らかくてアラベスクのラインも美しいし、音楽にのって自由自在に空間を操るだけの余裕もあって、見せ方が本当にうまいです。中村さん一人がすっかり舞台を支配していましたねー カーテンコールの拍手も、中村さんが一番大きかったと思います。ちなみにグラン・フェッテは、最初から最後まで、シングル・シングル・ダブルでした。

3幕の王子のヴァリエーションは、オディールにすっかり熱をあげて有頂天になっている様子がよく分かる踊りでした。演技、そういう演出なんだろうけど、あまりに中村さんが魅力的だったので、それも当然でしょうね。

以下、ネタばれ注意。

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新国立眠り 5/3(真忠、山本)

2005/5/3火祝 14:00 新国立劇場オペラ劇場 3階センター

今日のオーロラは初役の真忠さん。ちょっと足元がもたついたりしたところもありましたが、全体的には手堅くまとめて華やかなお姫様で良かったと思います。1幕と3幕の違いがあまり見えなかったけど、幻影の場はしっとりした踊りがきれいでした。1幕の登場の踊りは、軽やかではあったんだけど、志賀さんみたいな音楽にのったメリハリがなかったのが残念・・・

王子の山本さんは、やっぱりウヴァーロフ、マトヴィエンコのあとに見ちゃうと、どうしても登場の瞬間、小さい・・・と思えてしまうのが悲しい。佇まいもちゃんと王子してたし、テクニカルな面でも今まで見た山本さんのクラシックの中では一番キレがあって良かったんだけどなー。

昨日と今日のリラは西川さんでしたが、ちょっと物足りないかな。リラの表現になっていなくて、踊りも音が余っちゃってたり、アラベスクの脚が低かったりしてあまりきれいじゃなかった。

フロリナの島添さんは、磐石なテクニックに基づく貫禄ある踊りが素晴らしかったです。

群舞もリラ、花のワルツ、幻影の場ともそろっていて本当にきれいだったし、狩の場の貴族は本当に優雅な身のこなしが素敵だし、子役(特に3幕で大人の演じる小姓の先導をきる2人が良かった)も可愛かったし、今回3日連続だったけど大満足でした!寺島ひろみさんのオーロラも見たかったー

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新国立眠り 5/2(志賀、マトヴィエンコ)

2005/5/2月 18:30 新国立劇場オペラ劇場 3階センター

志賀さんの踊りはもともと好きだったけど、他の人も見てみよう、とか自分のレッスン日だし、等々考えて、当初志賀さんの日のチケットは取っていなかったのです。でも引退と聞いて、やっぱり観にいくことにしました。これで眠り3日連続!(明日は真忠さん)

観にいって大正解!涙、涙の感動の舞台でした~
引退舞台だから、というわけでもないけど、やっぱり志賀さんの踊りは観ていて幸せな気分にさせてくれるものでした。特にオーロラの登場に続く踊りの、茶目っ気のある軽やかさが大好き。ザハロワも素晴らしいダンサーだとは思うけど、やっぱり志賀さんの踊りのほうが私は好きだなーと改めて思いました。昨日のザハロワについて安定していた、と書いたものの、4人の王子のサポートで回るピルエットはかなりグラついていて、サポートの問題なのか、とも思ったのですが、今日の志賀さんは全くグラつくことなくお見事でした。幻影の場面も素敵だったのですが、3幕のグランパドドゥのときの笑顔がオーロラ姫の笑顔というだけでなく、ご本人のいろんな思いが詰まってるような表情で、観ていてじーんとしました。

カラボスが昨日と随分イメージが違っていて、今日はマシモ・アクリさんでしたが、なんだかハイカラな感じ。杖は脚が悪いから使ってる感じで、腰も丸めてなかったし。昨日のイリインさんはもっと老婆な役作りで、ほとんど腰を丸めていた印象が残っています。個人的にはハイカラなカラボス、結構好きかも。

宝石がゴージャスでした。特に金銀サファイアの3人の踊りが、金:大森さん、銀:寺島さん、サファイア:川村さんで、息もぴったり合っていて良かったです。

寺島まゆみさんには昨日に続いて驚かされました。今日は白い猫で可愛いのはもちろん、ジャンプがとても高かったのです。こういう踊りでジャンプの高さが目立つことってあまりないと思うけど、この人はテクニックに自信があるタイプなのかな。相手役の猫を猫パンチするところで、パコーンっていい音がしてたのが面白かったな。

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新国立眠り 5/1(ザハロワ、ウヴァーロフ)

2005/5/1(日) 14:00 新国立劇場オペラ劇場 1階前方センター

ザハロワは初日が不安定だったようなのでドキドキしながら見ていましたが、今日はローズ・アダージオも安定していたし、相変わらずの美しい脚のラインに見惚れておりました。ドゥミで歩いているときでさえ、甲があんなに高いなんて~

ウヴァーロフはここ数年、新国立へのゲストやNBS関連のガラで見る機会が多いけど、わりと調子のいいときと悪いときがはっきりしてる気がするんです。今回は調子がいいときみたいで、いつもは技をひけらかすこともなく、落ち着いた王子だと思うのですが、今回はちょっとはじけちゃおうかな、みたいな雰囲気が感じられて、ジャンプもとても高かったし、ヴァリエーションでのシェネも高速回転して勢いあまって脚がもつれそうになったり、という珍しいものが見られました。でもやっぱり、ウヴァーロフの魅力は、ゆったりとした時間に生きる王子様な雰囲気、主役としてのオーラ、でしょうね。

主役の2人以外では、前田新奈さんのリラの精が素晴らしかった。特にプロローグでの優しい包容力と威厳を兼ね備えた、技術的にも完璧な踊りは落涙もの。リラのヴァリエーションのところは音楽がかなりゆっくり目だったのですが、音が余ったりする感じは全くなく、音楽にぴったりでした。

フロリナは宮内真理子さんだったのですが、これが新国立復帰ステージだったからか、登場の瞬間拍手が起こりました。踊りは、柔らかい雰囲気がまわりに漂う感じのもので、とっても素敵でした。1日だけなんてもったいない!青い鳥のトレウバエフは、回りに衣装の羽を撒き散らしながら(私の見えた限りでは4枚落ちてた)テクニックもきれいに決めてて良かった。

その他ソリスト陣で目立ったところでは、寺島まゆみさんの元気の精。この人の踊りをちゃんと意識してみたのは初めてですが、踊り始めた瞬間、役名どおり「元気」だったのでびっくり(いい意味です)。

それから、子役ですっごくちっちゃい子がいたんだけど、ペアリングしてる相手の女の子より頭ひとつ小さいわ、転んじゃうわで、思わず目がそっちにいってしまって、花のワルツをちゃんと見れなかった・・・今回の子役は振り(というか場所?)を間違えちゃう子もいたりして、結構ハラハラでした。いつもはもっと安心して見ていられるんだけど、どうしたんだろう。

眠り自体は好きなバレエだし、今回も舞台全体のクオリティは高いし素晴らしい上演だと思うのですが、20分の休憩が3回入るのはやっぱり長いと思う。プロローグと1幕を続けて上演、とかにしてほしい。

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シルヴィ・ギエムの愛の物語 Aプロ

2005年4月29日(金・祝) 15:00 東京文化会館

山手線、京浜東北線が止まっていたとのことで、10分遅れで開演。

「真夏の夜の夢」(東京バレエ団初演)
振付:フレデリック・アシュトン
演出:アンソニー・ダウエル、クリストファー・カー
音楽:フェリックス・B.メンデルスゾーン
編曲:ジョン・ランチベリー
美術:デヴィッド・ウォーカー
初演:1964年4月2日

タイターニア:斎藤友佳里
オベロン:木村和夫
パック:古川和則
ボトム:平野玲
ハーミア:小出領子
ライサンダー:後藤晴雄
ヘレナ:井脇幸江
デミトリアス:高岸直樹

昨日ABTの映像(録画)を流し見して、簡単に予習はしておいたのですが、誰がどの役なのか非常に分かりやすい作品だったので、予習は不要でした。映像で見てたとき、この音楽どこかで聞いたことある~と思ったら、2月に新国立研修生の終了公演で夏の夜の夢があったのでした。あと、ボトムのテーマみたいな曲もどこかで聞いたことあるんだけど、ずっと思い出せなかったのが、帰宅後に気がづいた。それはたまーに行くスポクラのバレエで、バーレッスンに使われている曲だった。いろいろ編曲されてるみたいだから、微妙に違うけど、多分そう。

さて本題。初日にしては随分完成度が高い公演だと思いました。ダウエルの指導の賜物なんでしょうか。驚いたのが、斎藤友佳里さんの踊りが時々吉田都さんのように見えたこと。これがロイヤル節ってやつ?踊りだけじゃなくて、顔や頭の感じまで似て見える瞬間もあって、不思議でした。あと、序盤のコーラス付きの音楽で斎藤さんがソロで踊るところの振付が、ABTの映像でフェリが踊っているものとは随分違うような気がしたんだけど・・・(簡略化されているような感じ)と思ったら、帰りの電車の中で、会場で配られたNBSニュースに載っていたダウエルのインタビューを読んでいたら、ダンサーによって振りを変えることもある、というようなことが書かれていて、納得。

ボトムが、ロバになってるときトウシューズを履いているように見えたんだけど、実際はどうなんだろう?リボンとかはついていないんだけど、足先のシルエットはまさにポワントで立っているように見えたのです。あとでABTの映像で確認してみよう。

オベロンが多少物足りなかったけど、4人のドタバタのところもユーモアたっぷりで面白かった。舞台装置は借り物みたいだけど、ぜひどんどん再演してもらいたいと思いました。

余談ですが、今日は出ていなかった(と思うが自信なし。配役表には名前なし)大島由賀子さんが某女性サイトに紹介されてました。アンチエイジングにバレエが役立つ、みたいな記事。そういう目的でバレエのレッスンを始めても、あまり長続きしないような気もするが・・・

「マルグリットとアルマン」
振付:フレデリックアシュトン 
音楽:フランツ・リスト 
オーケストラ用編曲:ダドリー・シンプソン
美術:セシル・ビートン
照明:ジョン・B.リード
初演:1963年3月12日

マルグリット:シルヴィ・ギエム
アルマン:ニコラ・ル・リシュ
アルマンの父:アントニー・ダウエル
公爵:ルーク・ヘイドン

ギエムもダウエルも名演で、普通に感動しました。ギエムは当然ながら、マリファント作品のときとは別人で、知的な女優ダンサーぶりが板についてます。ダウエルは本当に難しい役柄だと思うのですが、ほとんど踊りはなく目線や仕草、歩き方だけで十分に伝わってくるのが素晴らしい。ニコラ・ル・リシュは、テクニカルな面では特別すごい、ということはないけれど、ふとした仕草に小技が効いていて、見せ方がうまいなーと思いました。マルグリットの死の瞬間の、静かに哀しむ佇まいが感動的でした。

パンフレットを見ていたら、基本的にほとんどの役はギエムが連れてきたメンバーが踊るのだけど、田園の出来事のヴェラ(上のほうに役名があるから、結構いい役?)を小出領子さんが踊るらしい。ギエムのお眼鏡に適ったってことなんでしょうか。

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指揮:アレクサンダー・イングラム
ピアノ:フィリップ・ギャモン(マルグリットとアルマン)
オーケストラ:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
合唱:TOKYO FM少年合唱団(真夏の夜の夢)

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3/25,26新国立カルメン

時間が経ってしまいすぎないうちに、新国立カルメンの感想を。

2005/3/25(金)19:00、26(土)18:00 新国立劇場中劇場
振付:石井潤   音楽:ジョルジュ・ビゼー
編曲・指揮:ロビン・バーカー   管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

シーズンチケットで土曜日の券をもっていたけど、はなさんも見たい、ということで追加で金曜日のチケットも購入し、結果2日見ることになりました。もともとあまり期待はしてなかったんだけど、想像以上にいい作品に出来上がってたので見に行って良かった。

初日の酒井はなさんのカルメンは、ものすごい迫力で、ひたすら圧倒されました。気性の強さが前面にでていて、攻撃的といってもいいくらい。はなさんはいったいこの後どこにいっちゃうんだろう、バレエの世界から飛び出していっちゃいそう、でもバレエももっと踊ってほしい~ などと思ってしまいました。

一方湯川さんは視線の使い方がネットリしていて、女っぽい踊り。トウシューズを脱ぎ捨てるシーンも、はなさんはすごい勢いで脱いでいったけど、湯川さんはホセと視線を交わしながらゆっくりと。舞台全体としては湯川さんの日のほうがまとまってたように見えたかな。観る側が2回目、ということもあるだろうけど。はなさんの日は、はなさんだけが異常に突出して見えてしまったのです。川村さんのミカエラとガリムーリンのホセとのやり取りも、初日の真忠・山本よりも明確でよかった。

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3/13 スタダン「火の柱」他

2005/3/13日 14:00開演 ゆうぽうと

2005年スターダンサーズ・バレエ団3月公演

今まで演目に魅力を感じてこのバレエ団の公演を観に行くことが多く、毎回それなりに楽しませてもらってきたのですが、今回は正直いって、かなり盛り下がっちゃいました・・・

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2/13新国立バレエ研修所 終了公演

2005/2/13(日) 14:00 新国立劇場中劇場 前方下手より

新国立劇場バレエ研修所 第2期生 終了公演

なんだかなー、な公演でした。いや、良く頑張ってるのは分かるし、当然上手なんだけど、いかんせん演出に違和感が残ってしまった。

最初に2年間を振り返る映像が流れました。クラスレッスンの様子は、さすがに美しい~ 二十歳前の少年少女には、内容的に難しいのでは?と思われるテーマの授業というか講義も随分ありましたが、きっと後から役に立ってくるのでしょう。

第1部は、夏の夜の夢より。キミホ・ハルバート振付
これはセリフも交えたコンテンポラリダンスで、牧所長がずっと望んでいた形態の作品だそうですが、なんだか学芸会みたいと思ってしまった・・・とても可愛らしかったし、ダンス自体は良かったし、声もおおむね良く通っていたんだけど、この違和感は何だろう・・・ それにセリフが日本語と英語のちゃんぽんなのは何故?シェイクスピアの原作をベースにしてるのはともかく、英語が混ざっているのには理由があるんだろうか。韻でも踏んでたのかしら?シェイクスピアへの造詣も浅い私には、発音のあまりお上手ではない英語はピンと来ませんでした。

第2部は自作自演作品と小品集。
自作自演作品は、あまりにも短く何とも言えず。
ジゼル1幕のヴァリエーションは、普通に可愛かった。
キトリのカスタネットのヴァリエーションは、カスタネット指導もあったらしく、音が見事に踊りに合ってました。ただ、なんだか踊り方・表情の作り方が、酒井はなさんによく似ていたような。
マクミランのエリート・シンコペーションは、スレンダーな身体に総タイツが良く似合って、踊りの雰囲気もとってもコケティッシュで、小品のなかではこれが一番良かったな。
あとはゴパック。夏の発表会でもこの演目あったけど、こういう作品を研修生が踊るのって、どうなんだろうか?客受けはいいかもしれないけど、それならドンキとか海賊とかのほうがいいような気がする。

第3部はライモンダ3幕より。
第3部が始まる前に、豊川主任講師のごあいさつがありましたが、身長高くてきりっとした中にも優しげな雰囲気の、とても素敵な方でした。

ライモンダはかなり緊張気味なのか、笑顔がほとんど見られず。踊りは、凛とした雰囲気で素敵でした。ジャン・ド・ブリエンヌは賛助出演の冨川祐樹さん。どうせなら、研修生がジャン・ド・ブリエンヌ踊ればいいのにね。
途中の女性ヴァリエーションは、バレエ団で連日遠藤さんが踊ったのが目に焼き付いているので、やっぱり研修生だとちょっと全体的に頼りなげな感じは否めない。
男性陣は賛助出演のバレエ団の方々と並んでも、研修生の二人は全く見せ方といい踊りといい遜色なく、ぜひ二人とも新国立のバレエ団に入って欲しいなーと思いました。

卒業生一人一人の挨拶がありましたが、涙涙・・・・泣かずに話しができたのは、8人中3人のみ。男性も1人は言葉にならず。ええーしっかりしてよ!と思ってしまう私は、ひねくれ者?でもとりあえず全員がとっても仲良さそうでした。

最後の牧所長のごあいさつがありましたが、卒業後、新国立を受ける人、海外を目指す人、がいるそうです。

女性の中で夏の発表会のときから、一人お気に入りの子がいるんだけど、彼女が今後どう活躍していくのか楽しみにしたいと思います。

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東京バレエ団「ラ・シルフィード」(吉岡、ガニオ)

2005/2/12(土)18:30 東京文化会館 1階後方センター(ルグリ先生が結構近くに座っておられました!)

ラ・シルフィード:吉岡美佳
ジェームズ:マチュー・ガニオ
エフィー:小出領子

元々は金曜日の公演を見にいく予定だったのが、リハーサルが入ったのでそちらを優先させることにして、さんざん迷った末、今日見にいきました。

で、とっても良い公演でした! ラコット版の全幕って多分前に東京バレエ団で見たことあるけど、全く記憶になく、今回初めて見る感じ。すごく踊りが多いです。エフィーもトウシューズでたくさん踊るし。このエフィーの小出さんがまた可愛いの!踊りも完璧だし。マチューとの相性も良さげで、1幕の前半など、本当にお似合いの仲良しカップルでした。

マチューは昨年夏のときより、ずっと良いのでは?ジャンプも高くてきれいだし、回転系もサラリと自然体でこなし、この作品に良く出てくる細かい脚さばきもバッチリで、テクニックは万全、サポートも不安定な感じは全くしませんでした。前述の小出エフィーとも吉岡シルフィードとも、相性良さそう。手足も長くて、容姿端麗、舞台が狭く見えるほど。ソロで踊ってるときなど、若さの勢いもあって、眼福眼福、やっぱり見に来てよかった~、と改めて思ったのでした。演技的にはとってもナチュラルな素直な好青年で、ふらふら~とシルフィードを追いかけていってしまうところなど、妙に説得力がありました。それと特筆すべきは、やっぱり彼にはスター(エトワール)の華があります!主役を踊る男性ダンサーの中でも、これだけ華やかな雰囲気をもっている、というのは稀有なのでは?

そして吉岡さん。この人の踊りは今まで何度も見ているものの、好きとか嫌いとか思うほどの印象になかったのです。で今回、最初のほうでは、やっぱりロマンチックバレエは斎藤さんの方がいいよなーなどと思って見てたのですが、だんだん異次元の生物系(良い意味で)の斎藤さんとは全く異なる、吉岡さんの踊りの魅力に引きこまれていって、最終的にはとても素晴らしいシルフィードだと感動しました。特に2幕、コールドのシルフィードたちの中にいると、明らかに吉岡さんはプリマのオーラがあって、一つ一つの動きが本当に繊細可憐、アームスのなんて柔らかいこと!

最後に。エフィー、ジェームズ、シルフィードの3人で踊る部分って、現実世界にもあり得るという意味で、かなり寒々としたコワい印象を受けました。悪気のない無邪気で可憐な女性が、結果として男性を誘惑することになり、三角関係がもつれる、なんてメロドラマ、ありがちでしょう。エフィーちゃん可哀相・・・シルフィードだって悪気ないのにね。やっぱりジェームズ、ダメ男だ!

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ハンブルクバレエ「ニジンスキー」

2005/2/4金 18:30-21:20 東京文化会館 1階右サイド

ニジンスキー:アレクサンドル・リアブコ
ロモラ:ヘザー・ユルゲンセン
ディアギレフ:ロイド・リギンス
ニジンスキーの兄:服部有吉

いやー、すごかった!
内面世界を現すのに、いろんな影がぞろぞろ出てきて、混沌としている状況が舞台上にあるのを目の当たりにして、なぜかゾワ~と鳥肌が立ちました。

1幕の自身の振付を試みてるシーンは音楽も知らない曲だったし、ちょいと退屈だったけど、その他でとても感動的なシーンがたくさんありました。特に好きだったのは、1幕後半のロモラとニジンスキーと影の牧神の踊り。すっごいネチっこいのね。こういうの大好き。あとは、やっぱり2幕の男性陣(戦争)の迫力と服部有吉さん(ニジンスキーの兄)が精神に異常をきたしていく激しい踊りのところかな。服部さん、すごい身体能力でした。それと特筆すべきなのは、2幕でのペトルーシュカの狂気。イヴァン・ウルバンが踊りましたが、なんとも言えないもの哀しさが出ていて、見事な演技力でした。
2幕のショスタコーヴィチの曲もはじめて聴いた曲だったけど、踊りや演出にドンピシャ!これも鳥肌の理由のひとつでしょう。

ニジンスキーの生涯にとっても詳しい人じゃないと、この作品の本当に素晴らしい部分というのは理解できないのかもしれないけど、私は一バレエファンとして十分楽しめたし、非常に感動しました!

カーテンコールでも拍手は大きく、ノイマイヤー自身も出てきて、とても盛り上がりました。

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1/28マールイ「海賊」(シェスタコワ、ルジマトフ)

2005/1/28金 18:30-21:15 オーチャードホール 2階前方センター

メドゥーラ:オクサーナ・シェスタコワ
コンラッド:マラト・シェミウノフ
アリ:ファルフ・ルジマトフ
ギュリナーラ:オクサーナ・クチュルク

海賊の全幕をみるのは、とても久しぶり。もともとザハロワがキャスティングされていたけど、ダボス会議でキャンセル。ザハロワ目当てのほかに海賊の全幕を見たいと思ってチケットを取った訳でしたが、でも、やっぱり海賊の全幕はちょっと退屈だった・・・
女性の主役も含めたソリストの踊りはかなり楽しめたけど(テクニシャン揃い!)、やっぱりストーリーのイマイチ感は拭えず。

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1/14 レニングラード国立バレエ「ジゼル」(シェスタコワ、ルジマトフ)

2004/1/14金 東京文化会館 1階後方センター

またもや出張から戻ってきた羽田空港から直行。風邪と出張疲れで、やっぱり体調最悪。
そのせいか、あまり舞台に入りこめませんでしたが、客観的にいうと良い舞台だったのではないでしょうか。

シェスタコワは森の女王とかガムザッディで見たときは、テクニックも安定しているし、割と好きなタイプのダンサーだったけど、主役を見るのははじめて。1幕で恥じらいの雰囲気を出すのにうつむき加減にするところが、下向きすぎなのが気になったけど、身長高いわりには自然に可愛い役作りで似合ってました。2幕も美しかった。

ルジマトフは、脚が以前と比べて細くなったような気が。踊りも背中が固そうな雰囲気で、なんか調子悪そう。2幕のパドドゥで通常、ひざまづいたアルベルトに寄りかかってジゼルがアラベスクするとこも、今回ジゼルはススのままだったのは、ルジマトフに負担をかけないためだろうか、とも思えた。2幕のヴァリエーションも通常とは違う振付にしてたし。ミルタに向かってブリゼで進んでいくところも、マラーホフのスゴイのを見てしまってるので、ちょっと物足りない。

良かったのは幕切れの演技。いったん大きく舞台を使って早い動きで悔恨を表現してから、ジゼルのお墓に駆け寄って、お墓に抱きつくように座り込む姿はとても心に染みるもので、感動的でした。それから2幕でのアルベルト登場のシーンで、従者も一緒に出てきたのにびっくり。こういうのは、あまり見たことないような気がする。

主役以外では、ペザントのミリツェワの踊りが良かったです。全体的にトウシューズの音が気になってしまったけど、きれいなコールドでした。

嫌だったのは、ハンスの歩き方。なんか両脚に重心があってバウンドしながら歩いてる感じなの。

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1/10新国立「白鳥の湖」(酒井・山本)

2005/1/10月・祝 3階センター

はなちゃん、きれいでした~ はなちゃんのアームスはホントに表現が豊かで、マーフィみたいにただクネクネさせるのとは全然違うのです。あまり国籍でどうこう言うのは好きじゃないけど、やっぱり繊細な表現は日本人ダンサーならではなのかな。踊りの感じは全然違うけど、都さんも繊細と言われますよね。はなちゃんは踊り自体はダイナミックなんだけど、身体表現がそのまま感情として伝わってくるので好き。3幕ではちょっとウルッときました。2幕のオディールでもアームスが雄弁で、王子を誘惑する感じがとっても魅力的でした。

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1/9新国立「白鳥の湖」(ヴィシニョーワ、コルプ)

2005/1/9日 新国立劇場オペラ劇場 1階前方センター

今日の収穫は、意外なことにコルプでした!今まで何度か見たことあるけど、いつも大して印象の残らないダンサーだったので、今回もヴィシニョーワ目当てでコルプは期待してませんでしたが、いやー良かった。あ、でも短髪すぎるので、髪型は変えてほしいかも。

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1/8牧「白鳥の湖」(マーフィ、コレーラ)

2005/1/8土 15:00 東京文化会館 2階センター

木曜の夜は一睡もできず、金曜の夜は出張先で宴会、土曜の午前中に羽田空港に戻ってきて、その後オープンクラスでバレエのレッスンを受けてから上野に向かう、という強行スケジュールだったため、2幕と4幕で眠くなるという事態!
なので感想は簡単に。

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2004年を振り返る&2005年の目標(観る)

続いてバレエ鑑賞編。

2004年は全部で41回(一覧はこちら 。1個抜けがありますが・・・)観に行きましたが、そのうちのベスト5を挙げてみます。

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新国立くるみ(ソーモア、マトヴィエンコ)

2004/12/19日 14:00-16:35

やっぱり群舞は新国立が一番!雪もバラのワルツも、本当に美しいこと~ 新国立のバレエで好きなのは、この揃っていてかつ叙情的な群舞と、あとは貴族や貴婦人の踊りの優雅な身のこなし。今日も1幕でシュタリバウム夫人の湯川さんや淑女の西川さん、楠元さんの舞踏会ダンスにうっとり。ベテランのソリスト・コリフェの方たちなので、当然といえば当然かもしれませんが、他の演目でコールドバレエの人たちの演じる貴族も好きです。

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東京バレエ団 くるみ割り人形(小出、後藤)

2004/12/17金 東京文化会館 3階センターブロック

くるみでこんなに楽しめたのは久しぶり。見に行ってよかった!
主役デビューの小出さん、とっても良かったです。最初はまさに少女そのものの、柔らかくて可愛らしい踊りでしたが、次第に大人っぽい美しい踊り方になるという演じ分けもはっきりしてましたし、当然テクニックもばっちり。

後藤さんも初主役の小出さんを優しくリードする感じで、素敵な王子様でした。二人ともソロももちろん良かったけど、一緒に踊るところの息がぴったり合ってたし、難しそうな高々とかかげるリフトも何度も出てきましたが、どれも見事なパートナリングでした。

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シルヴィ・ギエム コンテンポラリーを踊る

2004/11/30火 ゆうぽうと 19:00-20:40 1階前方センター

Torsion マイケル・ナン、ウィリアム・トレヴィット
Two シルヴィ・ギエム
Broken Fall シルヴィ・ギエム、マイケル・ナン、ウィリアム・トレヴィット

ラッセル・マリファント振付のコンテンポラリー3作品です。
コンテンポラリーはどちらかというと苦手で、バレエ団が上演するコンテンポラリーは見るけど、コンテ専門カンパニーは最近はほとんど見に行かない私。

マリファントの作品はもちろん初見ですが、こんな私でも明らかに分かるほど、オリジナリティを感じさせる振付でした。ストーリーやコムズかしげなテーマなどはなく(と思う)、ひたすら人間の身体の独創的な動きが続いて、身体ってこんな風にも動くのねーと驚きの連続でした。パンフを見ると、太極拳やらカポエラ、ヨガなどの動きが取り入れられている模様。

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スタダン「コッペリア」(佐久間、西島)

2004/11/28日 14:00-16:40 ゆうぽうと 2階後方

スワニルダ:佐久間奈緒(バーミンガム・ロイヤル・バレエ プリンシパル)
フランツ:西島千博

コッペリアを見るのは、数年前のスタダンで見たのに続いて、今回で2回目だったと思います。ピーター・ライト版なのでストーリーの分かりやすい演出でした。今回一番よかったのは、幕明けからの十数分かな。初見の佐久間さんは、テクニックが安定してるし、お芝居も可愛らしくて上手で良かったし、西島さんのフランツも、茶目っ気たっぷりでした。マズルカもノリノリで楽しいし、フランツがジプシー女にすぐついていっちゃったりするのも、おかしい。

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小林紀子バレエシアター「ジゼル」

2004/11/21(日) 15:00 ゆうぽうと 1階後方上手側
振付・演出:デレク・ディーン

ジゼル:島添亮子 
アルブレヒト:ロバート・テューズリー(当初予定のスティーフェルが怪我で降板)
ヒラリオン:中尾充宏  ベルタ:板橋綾子
バチルド:楠元郁子   クールランド大公:田名部正治
狩猟長:原田秀彦    ウィルフリード:西岡正弘
パ・ド・シス:難波美保、中村麻弥、伊藤真知子、冨川祐樹、冨川直樹、中村誠
ミルタ:大森結城
モイナ:斉藤美絵子  ズルマ:大和雅美

初演のときの評判が良かったので、見に行きました。期待通り、随所に細かな演出がされていて、流れが自然でした。スタダンで何回か見てるピーター・ライト版と系統は似てるような気がしましたが、やはり出身が同じロイヤルだからでしょうかね。先日見たKバレエのドンキもそうでしたが、脇を固める人物の描写がしっかりしていると、舞台全体の充実感が増して、作品のクオリティが上がるような気がします。

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Kバレエ「ドンキホーテ」(長田、芳賀)

2004/11/19金 18:30 オーチャードホール 3階下手寄り

キトリ:長田佳世
バジル:芳賀望
ドン・キホーテ ルーク・ヘイドン
ガマーシュ:サイモン・ライス
サンチョ・パンサ:ピエトロ・ペリッチア
メルセデス:松岡梨絵
エスパーダ:熊川哲也
ロレンツォ:ハーベイ・クライン
花売り娘:神戸里奈、小林絹恵
ドルシネア:徳井美可子

妖精の女王:松岡梨絵
キューピッド:副智美

第1ヴァリエーション:小林絹恵
第3ヴァリエーション:神戸里奈

演出・再振付・美術:熊川哲也
指揮:アンソニー・トワイナー
演奏:グランドシンフォニー東京(←はじめて聞いたオケですが、どういう団体なのでしょう?演奏は良かったです~)

楽しいプロダクションでした!熊川さんがバジルでないからか、客席は2階と3階のサイドは空席が目立ちましたが、意外なことに客席は大盛り上がりでした。私はKバレエは去年のトリプルビル以来だし、特別に熊川さんにもKバレエにも思い入れはないのですが、全幕初主役(だったと思う)の長田さんや芳賀さんへの拍手もとっても大きかったので、Kバレエ自体に固定ファンがついているのかと思いました。バレエ団、観客とも、とてもいい雰囲気でした。

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東京バレエ団「ジゼル」(斎藤、マラーホフ)

2004/11/14日 15:00 ゆうぽうと 1階後方下手寄り

ショック。感動できなかった。数年前にみたこの二人のジゼルでとっても感動した記憶があるので(たしかフェリの代役のとき)、楽しみにしてたのに~ 

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東京バレエ団「白鳥の湖」(上野水香、マラーホフ)

2004/11/9火 ゆうぽうと 1階前方 上手寄り

見る前は、マラーホフと上野水香さんの組み合わせが全く想像つかないでいたのですが、いやー、見事な名演でした!特に二人で踊る部分が素晴らしかった。2幕のグランアダージョや、黒鳥のアダージョでは、会場全体がシーンと静まり返っていて、ものすごく集中しているのが分かりました。

私のツボにはまったのは、二人の視線の合わせ方や、黒鳥のアダージョでの水香さんの眼力、2幕・4幕でのマラーホフの水香さんに対する、大切に愛しむようなサポート(腕のとりかたや抱き寄せ方)。マラーホフは舞台の上で本当に役になりきって相手役に恋をする、というようなことが今月のダンスマガジンのインタビューでチェルニチョーワが言ってたけど、まさに今日の公演はそんな感じでした。マラーホフの熱演に水香さんが応えて、それが2幕での愛情表現、4幕での哀しみ、3幕でのオディールの魅惑的な踊りに現れてました。

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新国立ライモンダ (志賀さん)10/24

2004/10/24日 14:00 3階センター
志賀三佐枝、山本隆之、イルギス・ガリムーリン

頭のなかをライモンダの音楽がぐるぐる回っております・・・
今回、3キャスト見ましたが、最初にザハロワで見たときはどうも手放しでは楽しめなかったのです。でも都さん、志賀さんを見て、最終的には今回のライモンダ、大満足でした。アブデラクマンの描き方をもうちょっと何とかしてほしいとは思いますが、ソリスト、コールドバレエの踊りも楽しめたし、プロローグの演出はとても好きです。

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土曜日のレッスン 円形ピケターン

今日は自分のノリがいつものパターンと違った。いつもはセンターでアダージョやタンデュは好きで、後半が苦手なことが多いのだけど、今日は後半が楽しかった。珍しい。後半が楽しいと後味もいいわ~ 最後の回りものでほめられたので嬉しい。2人でやってたから私じゃないほうの人に対しての可能性大で、名指しじゃなかったので分からないけど、ほめられたことにしておこう。

今日の注意事項
・円形にピケターンするときは、まっすぐ進むときよりもひとつ先まで振り向くように顔を使う。あと背中とアラスゴンドの腕は、背後の円柱の壁に沿う感じを意識する。
・身体を閉じるために、アンナヴァンのときは手先をつけるとよい。

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新国立ライモンダ(都さん) 10/22

2004/10/22(金) 18:30 1階前方センター
ライモンダ:吉田都 ジャン・ド・ブリエンヌ:イーサン・スティーフェル アブデラクマン:イルギス・ガリムーリン

いやぁ~素晴らしいものを見せてもらいました。素晴らしさのあまり、最後、涙ぐんでしまいましたよ。最後の盛り上がり方、高揚感はすごかったな。カーテンコールも17日のザハロワのときより長かったと思う。前もそうだったかもしれないけど、指揮者のフローリオさんのしぐさがお茶目で面白かった。長いカーテンコールで最後まで舞台にいたし。カーテンの前に出てきたときのレヴェランスで、イーサンが都さんの手をギュっと握ってたのが印象的でした。きっとイーサンは都さんに膝まづいて手にチュッとしたかったに違いない。

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新国立ライモンダ(ザハロワ) 10/17日

2004/10/17日 新国立劇場オペラ劇場 1階前方センター
ライモンダ、見てきました。今日はザハロワ、ウヴァーロフ、テューズリー。

いろいろ書きたいこともあるんだけど、今日は時間もないので、忘れないうちに思いつくまま書いておきます。

全体的には楽しめた公演だったけど、期待していたほどではなかったかも・・・古典の新演出という点で比べると、バヤの新国立初演のときほどの感動はなかったかな。踊りは素晴らしいし音楽もきれいなんだけど、ストーリーが単調だし、なんだか眠くなる・・・

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NYCB Aプロ

2004/9/25土 13:00-15:30 オーチャードホール

チケット代が高いのでさんざん迷った挙句、Aプロだけ見に行くことにしました。

1ヶ月ぶり