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12/18日 新国立くるみ(ヴィシニョーワ、ファジェーエフ)

前日のKバレエの洗練された演出とは異なり、古き良き時代って感じのワイノーネン版。去年は休憩2回の3幕構成でかなりつまらないと思ったけど、今回はヴィシニョーワのオーラと、1幕と2幕の連続上演の効果もあってか、かなり楽しめた。

ヴィシニョーワは1幕でちゃんと少女にみえた。かわいい!(でも最後、夢から覚めたあとのナイトキャップ姿にはちょっと無理があったが)

1幕と2幕を連続上演したので、その間のつなぎが去年と違っていた。去年は1幕のおわりで、舞台上に乳母とマーシャが二人残って、おやすみなさい、という演出だったと思うけど、今年は1幕のおわりで内幕(?)が下がってきて、その幕の前でマーシャとフリッツ、父母がお客様をお見送りする演出。その間に後ろで舞台装置をセットしてたみたい。

2幕が開くと、さっきまでお見送りしてたのに、いきなりマーシャが夢の中の設定で出てくるので、ちょっと違和感はあったけど、絶対こっちのほうが面白く感じる。くるみで休憩2回あると、ダレるもんね。

2幕のヴィシニョーワとファジェーエフは、それはそれは美しくて甘いパドドゥで、くるみということを忘れそうなくらい。ちょっとジュリエット入る瞬間もあり。

3幕では、もう堂々たる輝けるお姫様で、世界のプリマが踊るくるみはこうだ!って感じ。美しいクラシックバレエの世界を堪能しました。
アダージョでは、花のワルツの男性ソリスト4人も一緒に踊るんだけど、ヴィシニョーワを落っことさないか、ちょっと冷や冷やしてしまったけれど。

中国の踊りでは、吉本さんの舞台を斜めに横切りながら、両足を伸ばしたまま空中で前屈ストレッチみたいな形になるジャンプが迫力大で、観客の拍手をもらってました。遠藤さんの小気味よい踊りとの相性もばっちり。

パドトロワでは新人の八幡さんが、端正な踊りで活躍。白鳥では道化を踊るみたいだけど、この端正さを崩さないでいってほしいな。

ルジマトフ・ガラでは印象の薄かったファジェーエフも、まさに正統派プリンスで良かった。王子役としては、なんといっても脚が細くて長くて、ラインがきれいなのは重要だと思う。グランジュテの開脚がきれいに180度開くのも好き。

2005/12/18(日)14:00開演 新国立劇場オペラ劇場 1階前方センター

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