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Ballet the Chic -バランシン、ドゥアト、サープ- 新国立(3/26)

「セレナーデ」
やはり新国立のバランシンは良い!

とはいっても、最近の上演はなかったし、新国立のセレナーデは初見でした(前回は10周年記念ガラ。私は確か出産直後だったかで、断念したんだったかな・・・)。

予想通り、女性群舞の美しいこと!長身のスタイル良い人が多いし、よく揃っているんだけど、機械的な感じはなく、呼吸や空気を感じることのできる音楽的な揃い方。

メンバーをみると若手が多かったけど、数名の、それこそ1997年からいる(?)と思われるベテラン・コールドさんたちがうまくまとめているんでしょうね。

ソリストさんたちもみな情感豊かで、アブストラクトバレエといえど、ドラマを感じさせる踊りで素晴らしかったです。
転んでしまうダンサー役は、厚木三杏さん。ペアリングは中村誠さん。中村さんは新国立男性陣のなかでは、スタイル的に恵まれているほうだと思ってたけど、それでもあの衣装は、ちょっとキツい。途中から目が慣れてきたのであまり気にならなくなったけど、中村さんって顔が大きいのかしら?だから最初、あの総タイツ衣装だと余計顔の大きさが目立って、バランス悪く見えたのかな。厚木さんは、視線の使い方が上手で、うっとり・・・・

ジャンプの多い踊りまくる役は、寺島ひろみさん。こちらも軽くて小気味よい踊り。

そして、もう一人は、若手、堀口純さん。長身で細いけど女性らしいラインが、美しい~
4曲目でもう一人の男性ソリスト、森田健太郎さんが登場。(契約ソリストでも賄えそうなのに、なぜ登録ソリストの方が出るのかなー) この男性が据わったまま、モモと腰(かな?)をサポートされて、ゆっくりアラベスクを見せるのが、堀口さんなんだけど、そのラインがまた美しい!背中も柔らかいし。
やっぱり若いっていい!とか思ってしまいました。

「空間の鳥」井口裕之振付
男性ダンサーが10人くらい、赤い布を腰から脚にまいて、ハードに踊ります。見た目の雰囲気はベジャールチックだけど、もちろん舞踊言語はまったく違いました。
途中で白い布が上からおりてきて、その布が取り除かれると、「鳥」役のすべてをつかさどる女神のような女性が、美しい総タイツで登場。この日は真忠久美子さん。少女チックだけど、女神、みたいな独特な存在感を醸し出していて、素敵でした。

「ポル・ヴォス・ムエロ」
湯川麻美子、遠藤睦子、西川貴子、本島美和、小野絢子、丸尾孝子
山本隆之、吉本泰久、貝川鐵夫、陳秀介、冨川祐樹、古川和則
ため息の出るような、美しい作品。絵画のようだけど、彫刻のようでもある。
舞台から匂い立つものを感じました。
コンテは基本、苦手だけど、ナチョ作品、なかでもこの作品はとても好きです。

「プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ」
デニス・マトヴィエンコ
川村真樹、本島美和、西山裕子

昔のキザなおにいさんっぷりが、なかなかウマい!
色っぽいお姉さん役は川村さん。ふだんは正統派クラシックの清純な雰囲気の川村さんなので、この配役はかなり意外。もうちょっとオシが強くてもいいかな。でも新境地開拓、ってとこでしょうか。

2009/3/26(木)初日 19時開演 新国立劇場 中劇場

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